備忘録:忙しくても学会賞に応募しよう!
文部科学大臣表彰若手科学者賞の受賞関係の記録
日本地球惑星科学連合 地球惑星科学振興西田賞の受賞関係の記録
日本地球惑星科学連合 地球惑星科学振興西田賞の受賞関係の記録
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/04/__icsFiles/afieldfile/2018/04/10/1403097_2.pdf
賞の名称:科学技術分野の文部科学大臣表彰・若手科学者賞
The Young Scientists’ Prize, The Commendation for Science and Technology by the Minister of Education, Culture, Sports, Science and Technology
応援してくださった先生方、先輩方、ありがとうございました。
0. 応募から受賞までの経緯
日本地震学会若手学術奨励賞を2014年(2015年5月)に受賞したため,学会推薦資格を2015年度に得た.2015年度は育児部分休業中のため余裕がなく応募せず,2016年度,2017年度の2度,学会推薦枠で挑戦し,平成30年度(2018年4月)に受賞
通知等の日程
募集メール受領:毎年6月上旬(日本地震学会経由)
応募書類提出:2018年7月中旬(日本地震学会経由)
内示:2018年2月末(日本地震学会経由)
授賞式開催日通知:2018年3月22日頃
受賞発表日:2018年4月10日(発表前に情報漏れの場合は,受賞取り消しとの通知)
授賞式:2018年4月17日(火)
2. 書類準備の備忘録
・推薦者3名の方を決め,すぐに依頼(断られる可能性も考えて)
・大学等の卒業・修了の年月日の情報を,すぐ用意.
・受賞歴資料を出す場合,表彰状のコピーや年月日をすぐ用意.
・戸籍関係書類を取り寄せる
・調書中の研究の説明欄は小さい.図を使い,余白が残るくらいにシンプルに記載.
・2回目の応募で受賞.1回目の応募は,文部科学省から推薦機関への郵便事故のため,準備期間が2週間と短く,応募書類を揃えるだけで大変だった.2回目の応募は,前年度の書類を使って1週間程度でシンプルに.
3.授賞式当日の備忘録
・授賞式自体は代表者が壇上で受け取り,すぐ終了.
・代表者以外は,審議官・局長クラスの文科省の方から同時並行で壇の下で賞状授与を受ける.
・終了後に受賞者は壇上で記念写真が撮影可能.カメラの持参を推奨.
・記念写真撮影のために1時間半くらい待つ.写真撮影のためには,広報担当者の随行が望ましい.毎年受賞者を出す大学法人は,広報担当者が随行している.
・私の場合,旧知の九大および東北大の先生が科学技術賞等の受賞で現場にいらっしゃり,記念写真を撮影いただいた.
・男性・女性とも,若手科学者賞の場合,ほぼ全員スーツでの参列(公募面接の服装).若手科学者賞で女性の中には,ジャケットの下にワンピース着用の方もいたかもしれないが,いても少数.着物の方はいなかった?
4. 感想
応募書類を作成するのは論文並みに負担あり。しかし、自分の研究のレビューをする良い機会となり、大変勉強になった。忙しくても応募書類を用意することを断念しない方が良い。
賞の名称:地球惑星科学振興西田賞(第6回)
応援してくださった、先生方・先輩・友人・後輩・スタッフの方々、大変ありがとうございました。
0. 応募から受賞までの経緯
年齢制限が45歳。2年に1回の募集しかない賞。応募当時43歳で、最後から2回目の機会のため応募。
通知等の日程
募集メール受領:毎年11月(学会)
応募書類提出:2024年12月上旬(推薦者経由)
内示:2024年3月(学会からのメール)
授賞式:2025年5月28日
2. 書類準備の備忘録
・推薦者1名,サポートレター2名(海外の共同研究者も含む)を決めて、すぐに依頼(断られる可能性も考えて)
・自分自身では書類を用意しないが、推薦者などの先生方へ実績や研究概要の説明書類を用意する必要はあり、1週間ほど時間を取った
・推薦者などの先生方には2〜3週間で書類用意いただいた
・戸籍関係書類を取り寄せなくて良いので応募者負担は少ない
3. 内示から授賞式までの備忘録
・掲載写真の準備
・受賞コメントの提出の必要(400文字以内)
・HPなどの掲載情報の確認
4.授賞式当日の備忘録
・スーツ着用。集合写真撮影時には深く座らず、足を椅子につけすぎない方が良いかも知れない。
・コメントを読み上げるときは目線に気をつける
・受賞者コメントを紙に書いて持参し、賞状の上に載せて読み上げるなど、スマートに振る舞いましょう(スマホメモは見ない!)
5.感想
とても忙しくて疲れて心が折れかけている時に応募。授賞式へは大学学部1年生の時の担任の先生(名誉教授)がわざわざお越しくださり、感動ものでした。同時受賞には、スロー地震の研究仲間や、大学学部1年生の時のクラスメートの研究者も。一緒にお祝いできる機会など、素敵な時間を頂きました。忙しくても応募に挑戦することが大事と思います!