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・子連れ学会等の出張記録（コロナ禍以前）
研究集会参加：集会事務局手配の認可外保育園利用（通算：３回）
その他研究活動の国内出張：大学保育園利用（通算：３回）
大規模の学会参加：学会事務局手配の認可外保育園もしくは出張託児利用（国内９回，国外 １回）
子連れ出張回数（未就学児）：年 3〜6回
※地球惑星科学分野でキャリアをうまく築いている研究者（＋配偶者が単身赴任の場合）は，自分や配偶者の父母のフル出動してもらっている方が多数派です．親族に子供の世話を任せ，出張に出かける方が多いです．また，自分や配偶者の父母が駆けつけることのできる地域で就職することがおすすめです．
※特に子供が小さい時に出張先に同行させるのは，病気や怪我などのリスクが高く，お勧めできません．
※航空機のチケットは，国際線は２歳以上，国内線は３歳以上は座席購入が必要．遠方への子供同伴出張は多額の自己負担（アメリカ同行ならおよそ子供の飛行機料金は、1回15万円程度）が生じます．
・コロナ禍以降の学会参加：zoom会議の普及のため、子連れ出張頻度は年1回程度と激減（託児施設の利用はゼロ）
日本地震学会秋季大会→コロナ禍中は、完全オンライン形式。コロナ禍後は、対面のみ開催。
日本地球惑星科学連合春季大会→コロナ禍中は、完全オンライン形式。コロナ禍後は、ハイブリッド形式。
※小学校入学以降も学会の託児施設は預けられますが、子供に学校を休ませたくない家庭も多いようです。またハイブリッド形式参加の学会や研究集会が増えていることにより、発表日のみ現地参加し、それ以外の日は自宅から遠隔参加をする子育て世代の研究者が増えています。
※日本の地震学分野ではコロナ禍以前より自宅から職場の計算機に対してリモート接続して研究する文化が一般的に普及していました。そのため、コロナ禍中の在宅勤務への移行は組織を問わずスムーズに移行できていた地震学者が大半でした．一方で、室内での実験分野では、苦労されていた方もいたようです．
・共働き研究者を目指す方へお勧め書籍・ウエブ漫画
理系女性のライフプラン あんな生き方・こんな生き方 研究・結婚・子育てみんなどうしてる?
丸山美帆子・長濱祐美・ 大隅典子 著 ※東北大学発の書籍．大学学部同期が著者の１人．漫画の作者が博士ありの女性研究者の経歴を持つため，他のキャリアパス紹介漫画などと比べて，かなり正確な描写がなされている．男女問わず高校生や大学生，特に大学生の保護者の方が博士とは何か，博士の先のキャリアパスを知るのに最適．
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