TNRされ、耳先にV字のカットを施してある一代限りの飼い主のいない猫のこと。地域で餌をやったり、見守っている人がいます。「さくらねこ」とも呼ばれます。 TNRされた猫の存在を地域の方にお知らせし、地域の理解を得るように働きかけをし、一代限りの命が適正に管理されている事が重要です。TNRされた猫=「地域猫」では、ありません。
日本猫はもともと暖かい地方の原産で、奈良・平安時代に中国から人の手によって渡り、人と共に生きてきました。(日本の野生の猫はイリオモテヤマネコ・ツシマヤマネコのみ)※つまり、本当のノラ猫は居ないということ。
しかし現代の日本では「猫が外で生活するのを万人に受け入れられる社会ではなくなってきた」ことや、街や交通、住宅の変化などにより猫が介在する住民トラブルが増え、対応を迫られる行政は苦肉の策として殺処分、餌をやらない指導をするという流れが構築されてきました。近年では行政と民間団体の協働により全国的に殺処分数は減少傾向にありますが、ゼロではありません。
ではどうしたら良いのでしょう?
その答えが地域猫活動にあります。「猫が好きでも・そうでなくても」猫が増えすぎて困るのは同じです。 猫の問題を解決したいどなたでもが、参加・協力することができます。
🏘️ 地域へのフォロー
木曽ネコ会では「猫が増えて困っている」「どう対応したらいいかわからない」など、地域の声に耳を傾け、状況に応じて対応しています。TNRだけでなく、人と猫の共生を支えるための相談対応や情報提供も大切な活動のひとつです。地域へのフォローは、地域猫活動の一部として位置づけています。
地域猫活動アドバイザー 石森 信雄氏 によるホームページです。こちらではチラシや講演資料などが、わかりやすくYouTube動画などで公開されています。利用は自由です。印刷などする際は 「地域猫活動アドバイザー 石森信雄氏資料より引用」 と記載してください。
PDFデータ公開 人にもネコにもやさしい町をつくるために 木曽ネコ会で作成しました。ご自由にお使い下さい。