基礎法学総合シンポジウムについて


この度、基礎法学系学会連合は、日本学術会議の法学委員会と共催し、2022年7月23日(土)午後1時から午後6時Zoomによるオンライン開催により、「「危機は法を破る」のか? ー危機管理における人権制約と権力統制の問題」をテーマとした第13回基礎法学総合シンポジウムを開催いたします。

基礎法学系学会連合は、基礎法学関連諸学会(日本法社会学会、日本法哲学会、法制史学会、比較法学会、比較家族史学会、民主主義科学者協会法律部会)から構成される連合体であり、日本学術会議の新体制の発足されたことを受け、今後の基礎法学を含めて法律学全体の発展のために、2005年に設立された連合体です。

基礎法学系学会連合の主たる活動が基礎法学総合シンポジウムの開催であり、基礎法学のみならず実定法、実務の様々な領域から多角的な議論がおこなわれることを目的として、2007年以降、第10回目までは毎年、その後は隔年、乃木坂にある日本学術会議講堂にて、日本学術会議法学委員会との共催で、公開シンポジウムとして開催され、その成果の一部は、法律時報などの法律系雑誌で公開されております。

さて、基礎法総合シンポジウムでは、6学会のうち1つの学会が企画責任学会となり、今まで、「私と公」、「市民社会」、「動物と法」、「権利」、「所有」、「人の移動」などの、現代的なイッシューから古典的で原理的なものまで多種多様なテーマにつき、異なる基礎法学分野や実定法学の報告者やコメンテーターをお招きし、12回のシンポジウムを開催して参りました。

第13回基礎法学総合シンポジウムは、「「危機は法を破る」のか? ー危機管理における人権制約と権力統制の問題」をテーマにZoomによるオンライン開催として2022年7月23日土曜日に開催する運びとなりました。

本シンポジウムを広く周知して、できるだけ多くの関心ある皆さまにご参加いただければと考えております(ポスターのPDFデータも準備しました)。ご参加の程、どうぞよろしくお願いいたします。

以上


2022年5

日本学術会議法学委員会委員長 和田 肇

基礎法学系学会連合代表幹事 廣渡 清悟