俳優。1982年、奈良県生まれ。劇団ままごと、ナイロン100℃に所属。ロロ、木ノ下歌舞伎、ゆうめい、夏の日の本谷有希子、ピンク・リバティなど様々な演劇カンパニーの作品に出演。また、劇場外での演劇創作のプロジェクトにも多数参加。2015年、鑑賞者がスイッチを押すと始まる一瞬の演劇「スイッチ」を専門に上演する団体、スイッチ総研を設立。日本各地の芸術祭に招聘され、地域の俳優や市民と共にその場ならではの作品を創作・上演している。劇場や学校、福祉施設でのワークショップも継続的に行っている。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科非常勤講師。
俳優。1981年、神奈川県生まれ。劇団青年団所属。近年は贅沢貧乏、木ノ下歌舞伎などへ出演。ろう者・聴者で創った『視覚言語がつくる演劇のことば』共同演出・出演、福祉施設の職員の方へインタビューして創った『支えることについての小さな劇』構成・演出・出演、美術家・映像作家の藤井光『終戦の日 / WAR IS OVER』出演者ワークショップファシリテーター等、さまざまな人と共に作品を創っている。
視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ代表。1973年東京生まれ。1995年より介護福祉士として訪問介護事業に携わる。2012年より「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」発足。全国の美術館などで、目の見える人、見えない人、見えにくい人など様々な立場の人が言葉を介して「みること」を考える鑑賞プログラムを企画運営している。最近の主な活動は2017年から継続している東京都写真美術館での写真鑑賞ワークショップなど。
1978年栃木県生まれ。全盲。同ワークショップで2020年よりナビゲーターを務める。
アートマネージャーとして仕事をする傍ら、ワークショップファシリテーター、演劇作家としてもときどき活動をしている。大橋可也&ダンサーズ『ザ・ワールド』、2019-2021 F/T『移動祝祭商店街』にリサーチャーとして参加するなど、土地のリサーチをベースとした作品やまちを舞台とした作品にも複数参加している。演劇のノウハウを外にもちだし舞台芸術をより多くの方にひらいていきたいという思いから、物と人との間のこと、当たり前になってしまったことを、見つめなおしたりつなぎなおしたりすることを試みている。
2012年活動スタート。スタッフ13名(視覚障害者7名、晴眼者6名)。全国の美術館などで目の見える人、見えない人、見えにくい人が言葉を介して「みること」を考える鑑賞プログラムを企画運営している。2020年以降はオンラインの鑑賞プログラムも開催している。文化芸術へのアクセシビリティ向上や、誰もが「みること」について安全に語り合える場づくりを目指している。
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[芸術文化による社会支援助成]