木田勇輔(椙山女学園大学)
つながり研究会(仮略称:つな研)はインターネットやICTが普及した現代社会において、オンライン/オフラインやパブリック/プライベートを超えて様々な領域でつくられるつながりを考えていくための研究会です。
本研究会では「つながり」を非常に幅広い意味で捉えています。家族・親族、地域、職場といった領域でのつながりの形成に関しては長い研究の歴史がありますが、インターネットやICTの普及でオンラインでのつながりの研究も進んでいます。とくに近年ではFacebookやTwitter、Instagramのようなソーシャルメディアが若年層に普及していますし、趣味や娯楽を通じたつながりの重要性も増しているように思われます。このような中で、オンライン/オフラインの単純な二分法で人々のつながりを捉えることは難しくなっているのかもしれません。この研究会では社会学をベースとしつつも幅広い視点で上記のようなテーマについて考えていければと思っています。
具体的には①参加者の研究発表や②関連文献の読書会を中心に進めていきたいと思います。オンライン中心で年に2~3回程度開催していく予定です。研究者や大学院生の方の参加者を募集しています。
社会学ないしは関連分野の研究者や大学院生で、本研究会のテーマに関心のある方の参加を募集します。具体的には情報社会論、メディア社会学、コミュニティ研究、コミュニケーション研究、社会的ネットワーク論、若者研究などが柱となりそうですが、それ以外のご専門の方も歓迎します。
比較的少人数の研究会を想定しています。大学院生を始めとした若手研究者の方のご参加を歓迎します。オンライン中心なので居住地問わず参加できるかと思います。
発表を積極的にお引き受けいただける方や、発表に対して前向きなコメントができる方にご参加いただけると嬉しいです(ただし、発言が過度に威圧的・攻撃的な方については参加をお断りする可能性があります)。
研究や調査のアイディア段階の発表を歓迎します(私自身が科研を取っているのでそのアイディア出しもしていきたいと思います)。学会発表の練習や論文草稿の検討という形でも積極的にご活用ください。
参加をご希望の方は木田(ページ最下段のアドレス)までメールでご連絡ください。メーリングリストがありますので、そちらに招待いたします。
2021年度末から木田が学内外の業務に忙殺されており、しばらくお休みすることにしました。2023年度まではこの状況が続きそうですが、再開のめどが立ちましたら改めてご連絡いたします。