今日は3月度霞ヶ浦全域調査の予定でしたが,強風のため延期になりました.
いつも「GPV」という気象予報サイトを使っているのですが,出航直後(9時)の風速は12~14m/sという強風が吹き荒れる予報となっており(右図,霞ヶ浦直上の色が赤くなっていることがわかると思います),もし今日出航していれば大変なアドベンチャーになってしまっていたと思います.いつも船を操舵してくださる船長さんは,それすら楽しんでしまうと思いますが…
明日に再チャレンジする予定です.明日の予報は紫色になっており,とても平和な調査が実施できそうです.
3月3日に再び千曲川へ行ってきました.今回の調査も,本当に暖かく快適に実施できました.水温も前回と比べて上がっており,着実に春が来ていることを感じています.
上の写真は,常田地区から望む,上田電鉄別所線の鉄橋です.ちょっと遠いため見えにくいかもしれませんが,崩落した鉄橋部分が撤去されていました.これから,本格的に復旧工事に入るのだと思います.またこの素敵な鉄橋を走る電車を眺めることができるのを楽しみにしています.
下の写真は,岩野地区の石に着いていた,トビケラのサナギです(キレイな緑色の個体です).水生昆虫の種同定はできないため,これがヒゲナガカワトビケラか他の種かはわかりませんが,こちらも春が来ていることを感じています.感覚として,浅い場所のほうがサナギがよく見られたかなと思っています.浅いほうが水温が高くなりやすく,成長も早いのかもしれません.すごく小さいスケールでも違いがあるとなれば,面白いですね.
3月はコロナウイルスの影響で参加予定だった学会が軒並み中止となったため,今月はこれまでたまったサンプル処理・分析・解析を中心に過ごしていきたいと思います.
本日は長野県を流れている千曲川の調査へ行ってきました.千曲川とは長野県での名称で,新潟県に行くと信濃川という名前に変わります.
2月ということで,相当の寒さを覚悟していたのですが,拍子抜けするくらい暖かく,快適に調査を実施できました.とはいうものの,河川の水自体は相当冷たく,手袋を外して水に触れてみるとさすがにこたえました.
写真(上)は上田駅からすぐ近くにある常田地区ですが(写っている橋は常田新橋),台風19号の影響で河床の様子が著しく変化しており,付着藻類の様子も普段とは違うような気もします.これから分析,データ解析をして,影響を明らかにしていければと思います.