■ゼミ紹介
私の専門は地域福祉です。ゼミでは”Learning by doing”というデューイが提唱した学び方を重視します。教員が一方的に与えた情報に対し、学生が「見る」、「聞く」のような受動的な学習ではなく、共に地域へ赴き、他者からの話しを聞く、現状を見る、そして自ら調べ、考える能動的な学習を重視しています。
3年次は、卒論執筆に向けて、主に①市町村自治体や社会福祉協議会事業への視察、ヒアリング、②多世代交流拠点など居場所への視察、ヒアリング、そして③文献の集め方、研究の進め方、卒論の書き進め方を学びます。
4年次は、①〜③の一連を経て、それぞれがテーマを設定し、卒論の執筆を目指します。
なお、卒論テーマは、大分県からの受託事業「地域共生社会の実現に向けた実務者ネットワーク会議」の取組み①包括的支援体制整備に資する地域点検ワークショップ、②多世代交流活動(子ども食堂を含む)への参加を通じて、選択していただいても良いです。
4年次は就職あるいは大学院への進学などを検討する重要な時期であるため、ゼミメンバーと共に、さまざまな試練を乗り越えられるような環境づくりを、そして個々の意志を尊重したいと思います。大学生活を楽しみましょう。
■メッセージ
社会はたえず変化し、複雑化しています。そうした中で、個人間の差異を差異として、肯定し、尊重し合える社会を築くことは重要な課題です。共に、直面する課題解決に向けて、学び、実践していきましょう。教員の研究情報:齋藤建児 researchmap
2024年度 研究テーマ 準備中