年度当初、本年度の活動終了及び完全下校時刻は、以下のとおり設定していました。現時点では、18:30には既にグラウンドも暗く、生徒の安全な活動や下校に支障を来すおそれがあります。そこで、テスト終了後の10/15(金)から冬時間での活動に切り替えさせていただきます。
【変更前】
夏時間(4~11月)18:20終了、18:30完全下校
冬時間(11~3月)17:50終了、18:00完全下校
【変更後】
夏時間(4月~10/10)18:20終了、18:30完全下校
冬時間(10/15~3月)17:50終了、18:00完全下校
原則として全員部活動制とし、1年間は同じ部で活動することとしています。ただし、「特別な事情」がある場合は、入部しないことや休部することを認めますので御相談ください。
必要に応じて「部活動入部辞退届」や「部活動休部届」等をお渡ししますので、お申し出ください。
本年度は、令和4年度以降の全員部活動制存続の是非について検討することとしています。
「特別な事情」の例
健康上の配慮を要する場合
部活動の目的を達成するに値する活動を校外で継続して行っている場合
御家庭の事情がある場合
これまでお問い合わせをいただいた内容をQ&Aにまとめています。参考にしてください。
Q:部活動に入部するメリットやデメリットは何ですか。
A:以下のようなことが考えられます。
【メリット】同じ目標の達成に向けて様々な学年の生徒と共に頑張ることになります。好きな活動をするのですから楽しいこともたくさんありますが、練習がきつくて嫌になったり、部員間の人間関係で悩んだりすることもあります。しかし、それらを乗り越える努力や経験を通して心身の成長が見られるようになることも、部活動をする目的の一つと考えられます。自分がやりたいことだけやればいいという風潮が強くなりつつある現在、自分を高める経験の場として部活動は貴重な教育活動の一つといえます。
【デメリット】放課後や週休日に活動がありますので、帰宅する時刻は活動の分だけ遅くなります。そのため、家庭学習や自分のしたいことに費やせる時間は減ります。また、夏休みなどの長期休業中にも活動がありますので、そのことが負担になる場合もあるようです。
Q:特別の事情がある場合は部活動に入部しなくてもよいことになったのはなぜですか。
A:主な理由は以下の2つです。
学校外で部活動の目的を達成するに値する活動を継続して行っている生徒に入部を強制することは、部活動への積極的な参加が見込まれないばかりか、どちらの活動も中途半端になってしまうおそれがあります。
生徒によっては、健康上の理由や御家庭の事情等で放課後や週休日等の部活動が十分にできない場合があります。
【補足】
令和3年度は、全員部活動を原則としながらも「入部しないことも可能」という対応をさせていただきます。令和4年度からは「希望する生徒のみが入部する」方向で検討しています。
Q:放課後の部活動の時間が短くなったのはなぜですか。
A:主な理由は以下の3つです。
日によっては放課後の活動時間が3時間近くになる場合がありました。対馬市のガイドラインに従い、集中力の持続、けがの防止の観点からも、2時間程度の活動時間にすることとしました。
部活動や家庭学習は、長時間取り組めばある程度は時間に比例した成果を得ることができます。しかし、無制限に取り組むことは、集中力の減衰につながったり心身への悪影響が出たりするおそれもあります。決められた時間に集中して取り組むことの大切さも学ばせたいと考えます。
本校では、職員の「時間外在校等時間」が対馬市内でも最も長い状況が続いています。定められている「時間外在校時間」の上限を超えて勤務している職員もおり、その要因が「部活動指導」となっています。職員が心身共に健康な状態で学習指導や生徒指導に臨めるようにするためにも、皆様の御理解と御協力をお願いします。
(参考)「対馬市部活動ガイドライン」活動時間に関する規定から抜粋
1日の活動時間は、長くとも平日は2時間程度、休業日(週休日を含む)は3時間程度とする。
陸上競技大会及び駅伝競技大会に向けての練習を実施する期間は、週当たりの合計活動時間が16時間を超えないように配慮すること。
Q:部活動に入部しないと、高校入試の際に不利になりますか。
A:高校入試の合否判定は、調査書、学力検査や面接の結果等を資料にして総合的に行われることになっています。部活動に入部していないという理由で不利になることはありません。なお、公立高等学校の「文化・スポーツ特別選抜」の条件には、部活動に関する記述もありますので、以下を参考にされてください。
(参考)令和3年度長崎県公立高等学校入学者選抜の基本方針 では、入学者の選抜について、「特に定める場合を除き、調査書その他必要な書類、および各高等学校長が定めた検査の結果等を資料として総合的に行うものとする。」 「調査書の取扱いについては、教科の評定に偏ることなく、観点別学習状況、そ の他の記載事項についても十分尊重する。 」と定められています。
また、令和3年度から、前期と後期の2期に分けて選抜が行われるようになりました。同基本方針では、選抜方法について次のような記述があります。
【前期選抜】
募集定員は、全募集定員の5%から50%の範囲で各高校 が学科別に定める。
「特色選抜」と「文化・スポ ーツ特別選抜」の両方、又は、いずれかを実施する。
「特色選抜」:各高校が示す育成したい生徒像・求める生徒像を理解し、当該 高校で学ぶ意欲を持つ者が志願する。
「文化・スポーツ特別選抜」:文化・スポ ーツの各種大会等で優れた実績を有する者又は部活動で優れた資質や能力を有 する者で、入学後も継続的に活動を希望する者が志願する。
【後期選抜】
募集定員は、全募集定員から前期選抜合格者数を減じた数 とする。
調査書その他必要な書類の ほか、学力検査、及び面接の結果を資料として選抜 を行う。なお、調査書その他必要な書類、学力検査、面接について、各高校でそれぞれの比重を定めて選抜を行う。
■公立高等学校の入学者選抜に関する詳しい資料は、こちらのページ(長崎県教育委員会)をご覧ください。
【目的】
部員同士が互いに協力して活動し、一人一人が自己の責任を果たしたり、技能の向上を目指したりすることを通して、健全な身体や豊かな情操を培う。
共通の目的に向かって努力することで、生涯にわたって文化や運動に親しむ態度の基礎を培うとともに、心豊かで向上心に満ちた生徒の育成を図る。
【活動時間】
1日の活動時間は、長くとも平日では2時間程度、学校の休業日(学期中の週末を含む)は3時間程度とし、できるだけ短時間に、合理的でかつ効率的・効果的な活動を行う。
活動終了及び完全下校時刻(令和3年度)
〇夏時間 (4~10月)
18:20活動終了、18:30完全下校
〇冬時間(11~3月)
17:50活動終了、18:00完全下校
日没時刻等を考慮し、活動終了及び完全下校の時刻を変更する場合があります。その場合は、事前にお知らせします。
週休日や休日の練習時間は、別途計画してお知らせします。
【休養日等】
原則として、水曜日及び日曜日とする。
学校行事等で部活動が実施できない場合は、全部活動で休養日の振替を行う。
中学校体育大会に関わる振替休日は、全部活動で休養日とする。ただし、振替休日が大会直前の場合は、事前に検討して決定する。
日曜日に大会が開催された場合は、原則として月曜日を休養日とする。
長期休業期間中の休養日の設定は、学期中に準じた扱いを行う。
以下の場合、保護者の同意及び校長の許可を得て活動することができる。その場合も、週の活動時間の合計は16時間を限度とする。
県中学校体育大会等の上位大会に進んだ場合
各種新人大会及び市中学校体育大会のシードを決めるための大会を控えている場合
【活動中止期間】
学校閉庁期間(例年は夏季休業期間中のお盆前後)
【テスト前】
中間テスト前の3日間
期末テスト前の5日間
実力テストの前日
いずれも、テスト期間最終日から活動再開
テスト期間中は朝練習(陸上チーム)も中止する。ただし、各種大会及び発表会と重なった場合は、保護者の同意及び校長の許可を得て出場又は活動をすることができる。
【家庭の日】
第3日曜日は「家庭の日」であるため、原則として休養日とする。
以下の場合、保護者の同意及び校長の許可を得て出場又は活動をすることができる。
主催者側の都合等で、大会が家庭の日に開催される場合
各種大会及び発表会が、家庭の日の後1週間以内に開催される場合
■運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン(スポーツ庁のページへ)
■運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン FAQ(スポーツ庁)
■文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン(文化庁のページへ)
■長崎県運動部活動の在り方に関するガイドライン(長崎県教育庁体育保健課のページへ)
■長崎県文化部活動の在り方に関するガイドライン(長崎県教育庁 学芸文化課のページへ)