ハンズオン・マス教材とは
・実際にものを触って,何かを作ったり遊んだりしながら,いろいろ試行錯誤する中で算数や数学を体験することができる教材のことです。
・定期的に教材を作成してこちらで紹介していこうと思っています。
・こんなんハンズオンじゃないじゃん!という問題も含まれていますが,自分としては手と頭と何かしらの道具を用いて考えたものばかりです。
・ご意見・ご感想がありましたら kmatsu_at_mail.saitama-u.ac.jp までご連絡下さい。(_at_を@に変えて下さい)
教材例 50
・パズおるという名前で売られている折り紙パズルです。
・オリジナルは8×8に分割していますが,少し簡単(でも十分難しいと感じています)に4×4でいくつか作ってみました。
・ルールは簡単,同じ色を表と裏に集めるだけです。
・片面しか使用しないので,折り紙と色鉛筆で簡単に作れます。ぜひ!
※興味のある人はこちらのサイトを見て下さい。(ここをクリック)
教材例 49
・親子でいろいろ作って楽しんでいる作品です。
・アイスの棒を集めます(これは棒だけを買った方が早いです)。
・2本1組で1本のパーツができ,間に輪ゴムを挟んで準備完了です。
・あとは自由にゴムを挟んで立体にするだけです。
・例えば,写真は1つの多面体っぽいもので,もう1つのポリドロンで作成したものと同じものとして見ることができます。
教材例 48
・我が家でも娘たちがいろいろ作って楽しんでいるパズルです。
・正方形の紙(両面書き込めるもの)を16等分になるように折り目を入れて,赤い部分に切り込みを入れます。裏返すときには青の部分が上になるように気をつけましょう。
・同じ数字を4つ揃える(右図)ように折ることができればクリアというパズルです。1から8まで揃えてみましょう。
・自作で同じようなパズルを作ってみましょう。
教材例 46
・鏡に映った矢印が逆向きになっています。
・鏡にトリックがあるのでしょうか,矢印にトリックがあるのでしょうか。
・明治大学の先生が紹介されていたものを作ってみました。もちろん,こんなものを作った人の発想に驚愕ですが,人の作ったものを見るよりも実際に自分で作って触ってみると,さらに感動が倍増しますね。
教材例 43
・面積8のブロックだと思って下さい。
・これを変形して,正方形にしましょう。
・ルートを知らない小学生でも,試行錯誤でできるため,ルートを学ぶ前にやってもいいですし,ルートを知っている人なら,その知識を活かして考えることもできます。
教材例 42
・縦,横,斜めのいずれの方向で数を足しても和が等しい配列を魔方陣と呼びます。
・色々な作り方が知られていますが,その中の1つが自然な配列(左側の図)から作るものです。
・どのように移動させたか観察してみて下さい。
・この方法は大きさサイズでも用いることができます。最近,魔方陣に関わることが数件重なって,いろいろ考えているところです。
教材例 41
・電卓で右図の矢印のように4つの3桁の数を作って足してみましょう。
・対称的にぐるっと1回転させると答えは一緒になります。(表現が少し曖昧ですが)
・いくつになるでしょう。
教材例 40
・正十二角形の面積は比較的きれいな数値になります。
・半径1の円に内接する場合,高校生なら 1×1×sin30°×12=3 として求めることができますが,これは小学生には難しいです。
・右のパズル(画用紙で作成しました)を用いて,どのように説明できるでしょうか。
パズルのようにピースの位置を変えても面積は変わりません。上の図で面積を考えてみましょう。動画でも説明しています。
教材例 39
・頭の体操です。
・大きい正方形の面積は小さい正方形の面積の何倍でしょう。
・大きい正方形の内接円に内接する正方形が小さい正方形です。
教材例 37
・どれが1番大きいでしょうか。
・面積を比べてみましょう。
・これはハンズオン・マス研究会で教えて頂いた内容です。
・ちなみにすべて折り紙で作っています。作図も折るだけの操作で完結しています。
教材例 36
・懐かしい15パズルを作ってみました。
・土台を折り紙にして,16分割に折れ線を入れると楽です。ただし,駒になるものは必要です。今回は木片で作りましたが,普通はそんな木片は持っていませんよね、、、
・空いているマスに隣の駒をスライドする操作で,左の状態から右の状態にできるかが問題です。
不可能
どれだけスライドを繰り返してもこれらの2つの状態は互いに移り合えません。
“15パズル”で検索すると詳しい情報が出てきますが,考えるよりも,まずは作って動かしてみることを推奨します。
教材例 35
・ブロックを積んでいくと,どこまでずらせるでしょうか。
・木製のブロックがあったので,試してみました。
・ジェンガを利用すると良いですね。と言っても,ジェンガのある家がどれくらいあるのかは疑問ですが。
教材例 34
・右のブロックは1+4+9=14個のブロックでできた6個のパーツです。
・平方数の和を考えるときに,6倍して数えてみます。シグマの公式に6って出てきますよね!
・数えやすいように,この6個のパーツで直方体を作りましょう。
・縦と横と高さはいくつのものができるでしょう?
教材例 33
・相加平均と相乗平均の大小関係の証明に挑戦です。
・右の3枚の折り紙で証明してみましょう。
・高校ではよく式変形で証明しますよね。
教材例 32
・折り鶴三兄弟です。どうやって折ったでしょうか?
(緑は普通、黄色は尾長,赤は首長)
・トリックは,紙の形が正方形ではないということです。
・右の画像はどんな形の紙で折った鶴でしょうか?
教材例 31
・左の図で縦の長さはいくつでしょう?
・横の長さは1とします。
・ヒントは右の図です。
・ぜひ身の回りの紙でやってみましょう。
教材例 30
・1から31までの中から数字を1つ思い浮かべます。
・ある場合はそのカードの丸囲みの数を加え,ない場合は無視します。
・答えは必ず思い浮かべた数字になります。
・誰かを相手に,その人が思い浮かべた数字を当てる手品として使えます。
・どんな仕組みになっているでしょう?
教材例 29
・どの線がかくれているでしょう?
・数学とは全く関係ないように思いますが,このような現象を解明しようとする数学者もいます。詳しくは知りませんが,本当に不思議です。
教材例 28
・1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + 1/32 + と続けていくとどのくらい大きくなるでしょうか。
・分数は折り紙の中に表現でき,足し算はぬりえで表現することができます(右の図)。
・なんと1を超えることはありません。動画でも説明しています(動画はここをクリック)。
・1/4 + 1/16 + 1/64 + 1/256 + と続けていく場合もぬりえで考えてみましょう。
1/3
下記のようにぬりえ(折り紙を貼ってもOK)をすることでわかりますね(こちらの動画でも説明しています)。他の計算式でも同じように考えることができるものがあるでしょうか。ぜひオリジナル問題を考えてみて下さい。
教材例 27
・三平方の定理の証明に挑戦です。
・右の図では面積がaの2乗とbの2乗の正方形の隙間が空いています。
・右の図で,4つの直角三角形を移動してcの2乗の正方形の隙間を作ってみましょう。
教材例 26
・何個のブロックがあるでしょうか。
・効率的に数えるには,長方形状に並べ替えて,縦×横で計算する方法が比較的有効です。(この程度の数なら単純に数えたらおしまいですが)
・数えていると,等差数列の和ということや奇数の和だということがわかりますので,公式を知っている人は公式をブロックで証明して下さい。
・これはレゴとかでは難しそうです。(画像はアーテックブロックという子供のおもちゃです。)何か身近なものでできるとよいのですが。
教材例 25
・トランプのスペード13枚とジョーカーを適当に並べてみました。
・全体をまとめて,裏返して,手に持って,3枚おきにめくって1枚ずつ置いていくとどうなるでしょう?想像してみましょう。
・もちろん,“適当に並べた”というのはいい加減に並べたということではなく,考えて並べられています。
教材例 24
・我が家のバナナときゅうりです。どれが大きく見えるでしょうか?
・錯覚は身の回りにもたくさんありそうですね。
・実際には,バナナなんかは一房の中でも場所によって大きさが異なるのでしょうか。詳しくは知りません。
・折り紙で作ってみました。ピンクと黄色どちらが大きいでしょう?
教材例 23
・2つの赤い円があります。どちらの円が大きいでしょうか。
・問題にするくらいだから,という考えで答えが想像できる人も多いかと思いますが,小学校からやっている“重ねて比べる”という原始的な方法が良さそうです。
・錯覚とか錯視とかで検索すると出てくる分野ですが,これらの問題を研究している人もいます。算数とか数学の問題でもひっかけ問題で利用できそうですね。
教材例 22
・切って並べ替えることで,正方形を作りましょう。
(初級)折り紙2枚で正方形を作りましょう。
(中級)折り紙5枚で正方形を作りましょう。
(上級)折り紙3枚で正方形を作りましょう。
・一般にはボヤイの定理として「面積が等しいどんな2つの多角形A, Bについても,Aを切って並べ替えることでBにすることができる」という驚くべき結果が知られています。つまり,いくらでも発展問題が折り紙で考えることができる訳です。折り紙ってすごい、、、
教材例 21
・正三角形の土地があり,各頂点に家が立っています(右図)。今,3つの家を繋ぐ道路を作ろうとしています。
・道路は一本道でなくても構いません。長さの合計が最短となる道路は実際にはBの道路になります。
1.AとBの緑の道路はどちらも3つの家を繋ぎます。長さの合計を比較してみましょう。(確かに,Bの方が短いことがわかります)
2.本当にBが最短道路でしょうか。他の場合も考えてみましょう。
3.4つの家が正方形の4頂点に立っているときの最短道路は?
4.家の個数や配置を変えて考えてみましょう。
・この問題は埼玉県高等学校数学教育研究会主催のイベントで教えて頂きました。
次のCの道路
実際に最短であることを確認したければ,フェルマー点,シュタイナー点で検索してみて下さい。ぜひ,実際に描いて,測って,色々なパターンを考えてみましょう。
教材例 20
・紙で右の図のような円錐を作ってみましょう。
1.少し厚めの紙で,断面を考えてパーツを作ります。(二次曲線の知識が必要です)
2.適当な感覚で半分の切り込みを入れます。(ただ切るだけでなく,0.2mmくらい幅を持たせて細く切り取ると良いです)
3.噛み合わせて完成です。
・答えのところに動画をつけています。ぜひいろいろアレンジして作ってみて下さい。
教材例 19
・前に百均で売っていた足し算手品(すぐに足し算ができる技)です。やり方を紹介しますので,なぜそうなるのか考えてみましょう。
・画像のような四角柱の棒が4本あり,それぞれ側面には4個の数字が縦に並んでいます。
・4本を適当にくっつけて並べて,4つの4桁の整数(このときは横方向の4つの数で4桁の整数を考えます)を作り,その和を考えます。
・法則『下から2段目の4桁の数に注目して,1の位から2を引いて,万の位に2をつけると求めたい和となります。』(写真の例では下から2段目は2897ですので,22895が和となるようにできています。確認として 6974+4459+2897+8565 を計算してみて下さい)
・4本の棒の展開図はこちらです。4本の筒を紙で作って,適当に並べて和を考えてみましょう。どう並べても同じ法則が成り立ち,即座に和を答えることができます。からくりがわかりますか?
・動画にもしてみましたので,よければ見てみて下さい。動画はこちら
繰り上がりがポイント
筆算で計算してみると,繰り上がりがすべて2となります。また,「各列の和の一の位」と「下から2段目の数」との関係に注目するとからくりがわかります。
ぜひ周りの人に手品(すごく計算が早い人)としてやってみて下さい。
教材例 18
・算数オリンピック関係の講演会(ピーター・フランクル先生)で紹介された問題です。
・折り紙を16分割となるように折って,駒を置きます。
(緑と赤は動かせる消しゴムなど,黒は×の印でもOK)
・緑と赤の駒は縦と横の方向に桂馬跳び(チェスで言うとナイトの動き)のみができ,黒は動かせません。
・同じマスに2つの駒は入れません。
・緑と赤の駒の位置を入れ替えることはできるでしょうか。
もちろん,他にもいろいろな動かし方があります。答えを見た後もまたやってみて下さい。
教材例 16
・2×2×1のルービックキューブです。厚紙と磁石で自作しました。
・何通りの状態が作れるでしょうか?ただし、回転して同じものは同一視します。
・左が元となったルービックキューブで右が自作した埼大キューブです。
・できる操作は「4つのうち2つ2つを持って180度反転させる」のみ
・作るときには少し工夫が必要で磁石をうまく付けないと上下左右に180度反転できません。
・次は2×2×2(磁石の配置ができるか?)とか,五角形バージョンも面白そうですね。
6通り
どれだけ頑張って崩そうとしても,この操作では6通りしか作れません。実際に操作しているこちらの動画を見て確かめてください。ちなみに,1つを独立して反転させることができれば48通りできます。
教材例 15
・3cm,3cm,4cm,5cm,7cmの5本の棒があります。この中の3本の棒でできる三角形は何種類あるでしょう。
・小学校低学年でもブロックを使えば考えやすいです。(画像はアーテックブロックというものですが,やや高いのでレゴで良いかと思います)
・太さが難点かと思いましたが,内側にきれいな三角形を作ることができます。
・今度は立体にも挑戦していきたいところです。
5種類
(3,3,4), (3,3,5), (3,4,5), (3,5,7), (4,5,7)の5種類です。定規で描く作業ももちろん大切ですが,棒を使う試行錯誤も色々な効果がありそうです。
教材例 14
・写真のような迷路が百均で売っていました。なんと,ダンゴムシの進み方を見る実験用だそうです。左と右に交互に曲がるらしい、、、(聞いたことなかった)
・右下がスタート,左上がゴールです。(進み方は高校数学でいう最短経路ですね)
・ここで問題です。ハンズオンで私は何を考えたでしょうか。
折り紙迷路
1枚の折り紙を折るだけの操作で,この迷路を作れるでしょうか。これは数年前に研究集会で見た記憶のある結果ですが,作れます。1枚の折り紙で一部分だけ作った写真を載せますが,全体を折るには結構大きな紙が必要で,計画的に折らなければいけません。今度ちゃんとやってみます。
教材例 13
・写真のような状況を1枚の紙を切って折る操作だけで作ってみましょう。
・切った部分と切った部分をテープなどで繋げてはいけません。
・まずは頭で少し考えて,その後,実際に紙を切って折ってみましょう。
実際に作ってみるとわかると思います。最初は失敗するかもしれませんが。よくわからない人はこちらの動画をクリックして視聴して下さい。
こういうものを見ると個数や形を変えたくなりますよね。くるくる回すとできます。
教材例 12
・色々な多面体を綿棒で作ってみましょう。(右の写真は正二十面体で,諸事情でいくつかの面に紙を貼っています)
・綿棒とボンドで作りましたが,乾くのを待ったりしながら適度に面倒で頭を使います。
・正多面体(正四面体・立方体・正八面体・正十二面体・正二十面体)で一番面倒だったのはどれでしょう?
・部屋に置いておくと,たまに数学の問題を考えるときに使用できて便利です。
正十二面体
正五角形を作るのが厄介です。やってみるとわかりますが,三角形は安定しています。
教材例 11
・何本の帯でできているでしょう?
・同僚の先生に教えてもらい,材料(程よい強度の紙製の帯)も頂きました。(左上)
・アレンジしてみました。(左下と中央)
・コピー用紙を切って折って作った帯で作ってみました。(右)
・「セパタクロー 紙」と検索すると作り方の参考となるサイトがいくつか見つかります。材料はクラフトバンド(紙バンド)という名前で見つかります。
6本・4本・10本
作ってみると面白いので,ぜひ。材料は画用紙とかでも良いかと思います。うまく編み込んでいくところがやや難しいですが,色々な多面体との関係とかも考えるとさらに面白いです。
教材例 10
・折り紙で正三角形を作りましょう。
・正三角形であることがちゃんと説明できると良いですね。
・できる人は他の正多角形も挑戦してみましょう。(正三角形でも十分難しいと思いますが)
60°を作るということがポイントです。
まずは半分の折り目をつけて,次に写真のように角が折り目と重なるように折ることで60°ができます。1つ60°ができればあとはできると思います。
教材例 8
・紙で右の図のような球を作ってみましょう。
1.少し厚めの紙で,断面の円を作ります。(円の大きさや数を考えて作りましょう(ここが問題です))
2.半円部分に切り込みを入れます。(ただ切るだけでなく,0.5mmくらい幅を持たせて細く切り取ると良いです)
3.上下から噛み合わせて完成です。
・下記の動画にあるように,面白い動きをするため,握っていると癖になります(個人的な感想ですが)。
私の作り方は
① 好きな大きさの円を1つ作り,一定の間隔で半円部分に切り込みを入れる
② 切り込みそれぞれの長さを半径とする円を作り,①と同じ間隔でそれぞれの半円部分に切り込みを入れる
③ ①と②で作ったものと同じ円をもう1セット作る
というものです。2セットが縦と横,上と下に対応します。
教材例 7
・図の中の①の角度は45°です。
・②と③の角度を足すと何度でしょうか。
・「解きたくなる数学」という本に載っている問題で,そこでの解答は補助線を引いて考えます。
・その他,三角比の加法定理などでも求まります。
45°
折り紙なので,角の部分を重ねるとわかります。この方法だとぴったり45°かは怪しいですが。
教材例 6
・本日,家族で地域の田植え体験に行きました。約1時間半ぶっ通しで子供と田植え作業を体験しました。
・田植えというと「苗を5束ずつ植えると1束あまり,7束ずつ植えると2束あまる。苗は何束あるでしょう?少ない数で答えなさい」という問題があります。
・よく考えると,この問題での1束は1本という意味でしょうか。それとも,一定の大きさの田んぼを何面か想定して,何束ずつか植えることを考えるのでしょうか。そんなことを思いながら,田植え問題のハンズオン・マス体験ができました。
・「数が足りるかわからないから2本か3本ずつ植えましょう」ということでしたが,最後は十分な数が余りそうだったため,大人も子供も適当な本数で植えていき,まさに上記の問題を考えることができました。集中力が切れて,30本くらいを束ごと一箇所に植えていた子がいたので,他人でしたがさすがに注意してしまいました、、、
16本
教材例 5
・0から9までの整数を1つずつ使って2桁の数を5つ作る。すべてが九九の表に現れるような数となるように5つの数を作りましょう。(アルゴカードでやると子供は取り組みやすいようです)
・先日参加したハンズオン・マス研究会で紹介されていた問題です。(ハンズオン・マス研究会についてはネット検索するとホームページが出てきます)
・その後、この問題をn進法で「0からn-1までの数を1つずつ使って2桁のn進数をn/2個作る。すべてが1桁×1桁の積となるようにn/2個の数を作りましょう。」という問題に一般化して、nが6とか8のときでやってみました。意外とできないものですね、、、
49, 27, 18, 56, 30
1つの解答です。他にもあるか探してみましょう。
教材例 4
・子供の野球バット(百均に売っている200円商品のプラスチック製)にグリップテープを巻きました。
・グリップ部分は高さ約19cm,円周の長さ約 9 cmの円柱です。
・テープは 2.7 cm × 110 cmのものを使用しました。
・何周巻けば良いか,何度傾けて巻けば良いか,何mmずつ重ねて巻くかなど,いろいろ問題が出てきました。
・そもそもプラスチックバットにグリップテープが必要かは別として,結構うまく巻けて格好良くなりました。
比較的計算通りにはなりますが,やっぱり感覚で巻くのが一番かもしれません。
教材例 3
・「「□□×□=□□□の中に a, b, c, d, e, f を入れましょう」という問題でたくさんの答えが出てくる a, b, c, d, e, f を考えましょう」という問題を大学生と一緒に考えてみました。
・例えば,3, 4, 5, 5, 6, 9 であれば 69 × 5 = 345 59 × 6 = 354 93 × 5 = 465 の3通りがあります。
・もっと多くの答えが出る組合せはあるでしょうか。(同じ数字を何回使っても構わない,最高位の0は禁止というルールで考えています)
・右の答えは1つの例です。
0, 1, 2, 3, 5, 6
6通りの答えがあるので確かめてみて下さい。
教材例 1
・右の写真は何枚かの折り紙をそれぞれ三等分に切って,折って,いくつかの正四面体のフレームを組み立て,それらをうまく交差させてできています。さて,何枚の折り紙を使ったでしょうか?
(「five intersecting tetrahedra」で検索するといろいろ情報が出てくるので,興味のある人はぜひ作ってみて下さい)