【ゼミの方針】
・数学的な探究型学習について,数学の探究活動(≒ 数学の研究)を通して,数学的思考の手法や意義を理解する
・児童・生徒と一緒に,探究心を持って授業を創造できる教員になる
・アカデミックな友達を作る
【大まかな活動計画】
3年生
・全員でテキストを読み進め,行間を読むことで,探究型学習の手法を学ぶ
・教育実習の事前事後学習として,理想の授業を追究する
・奉仕活動
4年生
・各自でテーマを絞り,数学的な考察を進め,その軌跡を卒業論文としてまとめる
・探究型奉仕活動
大学院生:要相談
【日常の五心】※この5つを心がけましょう(自分への戒めも込めて)
「はい」という素直な心
「ありがとう」という感謝な心
「すみません」という反省の心
「私がします」という奉仕の心
「おかげさま」という謙虚な心
ゼミ配属
2025年度学部配属(2025.4-2027.3予定)
・学部生5名(佐野亮汰,堤新之亮,高橋奏人,中本晴美,山崎生睦)
使用テキスト:T.S.マイケル著 ; 佐藤かおり, 佐藤宏樹訳『組合離散数学パズルの冒険 : 3回カットでピザは何枚取れる?』(青土社)
2024年度学部配属(2024.4-2026.3予定)
・学部生7名(川合希,増田結南,武石翔太,平山和瑞,久野僚太,久永優輝,松岡知紀)
使用テキスト:安福智明・坂井公・末續鴻輝著『組合せゲーム理論の世界』(共立出版)
2024年度教職大学院配属(2024.4-2026.3予定)
・大学院生1名(田中将太)
【課題研究テーマ】グラフ上の組合せゲーム
使用テキスト1:J.A.ボンディ・U.S.R.マーティ著,山下登茂紀・千葉周也訳『グラフ理論』(丸善出版)
使用テキスト2:安福智明・坂井公・末續鴻輝著『組合せゲーム理論の世界』(共立出版)
2023年度学部配属(2023.4-2025.3予定)
・学部生8名(江端隼平,辻村千夏,岡本知紗,中村隼人,上路奏来,矢澤結,本郷卓磨,瀬田勇輝)
使用テキスト:山田修司著『数学の世界』(学術図書出版社)
【卒業論文】
江端隼平:図形魔方陣
辻村千夏・岡本知紗:リフルシャッフルの規則性
中村隼人:nメンズモリスの必勝法
上路奏来・矢澤結:等号・不等号パズル
本郷卓磨・瀬田勇輝:倍数取りゲームの必勝形についての考察
2023年度教職大学院配属(2023.4-2024.3予定)
・大学院生(M2)2名(紋谷恒洋,山田理智)
【課題研究テーマ】
紋谷恒洋:「学びひたる」を誘引する算数教室の創造に向けて -フロー理論にもとづいたアンケート結果の分析を通して-
山田理智: 小学校算数科における教具そろばんの今日的扱いに関する研究 -「おつりの計算」を題材とした授業実践を通して-
2022年度学部配属(2022.4-2024.3予定)
・学部生8名(根本雄矢,相澤尚志,丸山留奈,赤羽美和子,今村伸之輔,高野亜依,山崎直,田中将太)
使用テキスト:芳沢光雄著『離散数学入門 整数の誕生から無限まで』(講談社)
・5-6月および9-10月の教育実習期間中は半数ずつ実習に行くため,上記テキストは中断して下記の参考文献の話題を扱っています。
参考文献:寺垣内政一著『ラムゼー理論の話題から』(広島大学)
【卒業論文】
丸山留奈:マヤゲームを基にした新たなゲームとその必勝法
赤羽美和子:折り紙を用いた多面体の彩色
山崎直:「クアルト」を活用した数学教材の開発~ゲーム理論の視点から~
田中将太:グラフの再構成予想についての研究
根本雄矢:テンパズルについての考察
高野亜依:トランプを用いた選択マジック
今村伸之輔:オフェンスリバウンドが与えるバスケットボールの試合の勝敗への影響
相澤尚志:平面図形の分割
2021年度学部配属(2021.4-2023.3,1名延長)
・学部生4名(磯田航,小鹿新樹,鈴木茜,麓陽介)
使用テキスト:G. ポリヤ,R.E. タージャン,D.R. ウッズ著,今宮淳美訳『組合せ論入門』(近代科学社)
・現在興味を持っている題材(それぞれ背景にある数理構造を考察)
【卒業論文】
磯田航:数独・魔方陣 卒業論文題目:魔方陣の規則的な構成法ー桂馬飛びの拡張ー
小鹿新樹:ピッチクラスセット理論(無調音楽の理論) 卒業論文題目:ピッチクラス・セット理論に内在する数学的構造
鈴木茜:タングラムと清少納言の知恵の板 卒業論文題目:タングラムと清少納言知恵の板の比較研究
麓陽介:完全虫食い算に関する研究(2024.3まで延長)
学部外での活動
・2025.7-2026.3 埼玉大学が主催している「科学者の芽育成プログラム」で中学2年生1名を研究室に受け入れました。
研究発表題目:2人対戦ゲームに潜む数学(仮)
・2023.7-2024.3 埼玉大学が主催している「科学者の芽育成プログラム」で中学2年生1名と小学6年生1名を研究室に受け入れました。
研究発表題目:コラッツ予想の研究
研究発表題目:正方形を整数三角形で分割することはできるのか
・2022.7-2023.3 埼玉大学が主催している「科学者の芽育成プログラム」で中学2年生1名を受け入れました。定期的に数学の議論をしています。
研究発表題目:平方数による魔方陣は存在するのか
・2021.4-2023.3 広島大学附属高等学校の井上先生および生徒3名と条件付き一刀切りについて研究しています。
ゼミ活動情報
・卒業生が統計検定準1級に合格しました。結果もですが,学び続ける姿勢が素晴らしですね。(2024.8.1)
・3年生の歓迎会を実施しました。今年も頼もしいゼミ生ばかりです。(2024.4.23)
・4年赤羽美和子さんが第17回埼玉大学教育学部鳳翔賞を受賞しました。これは将来「力量のある質の高い教員」となることが期待される者のうちとくに優秀な者を選考し顕彰する賞です。(2024.3.21)
・3年生と4年生の教育実習が始まりました。それぞれ学校現場で成長することを期待しています。(2023.9.8)
・3年生の教育実習前期の4名が実習から戻ってきました。皆さん相当成長できたようです。(2023.6.6)
・3年生の歓迎会を実施しました。頼もしいゼミ生ばかりです。(2023.4.11)
・無事に卒論を完成させ,3名が卒業しました。卒論を見返していると,これまでのゼミが思い出されます。(2023.3.24)
・ゼミ生で算数数学講座のセミナー室掃除(ワックスがけまで)を完了しました。数年分の汚れを何時間(定期的にやっていたため,相当な日数と時間をかけました)もかけて落とし,何とか年度内にワックスがけまでやり遂げました。奉仕活動ですが,意外と楽しい活動になったのは,教育学部だからなのかもしれません。(2023.2.21)
・埼玉大学が主催している「科学者の芽育成プログラム」で研究発表会が開催され,担当している中学2年生が無事にプログラムを修了しました。今回の研究を通して,魔方陣関連でまだまだ面白い問題があることがよくわかりました。(2023.2.18)
・無事に卒業研究発表会が終了しました。4年生は発表者,3年生は運営(主に機材担当)としてしっかりと取り組みました。非常に頼もしい姿が見られ,さすが埼大生と感じました。それにしても雪が凄かった!(2023.2.10)
・卒論題目が決定して,あとは発表練習です。3年生はサポート役として発表会では機材(ハイフレックス形式)を担当します。(2023.2.7)
・卒業研究発表会へ向けて,4年生はラストスパートです。それぞれの興味関心に従って考察を進め,お互いの進捗状況にに刺激を受けながら良い雰囲気で頑張っています。(2023.1.29)
・3年生と新年を迎えての懇親会をしました。コロナ禍がしばらく続いているため,新鮮な雰囲気でした。もちろん,感染対策には十分に配慮しました。(2023.1.10)
・ゼミ生を中心に,数学分野の資料室(図書室)の点検を何日かで実施しています。コロナもあり,今ではほとんど活用されていない場所ですが,点検と同時に整理をして,活用できる場所に変えていくのが目標です。いろいろな本があり眺めていると,学生の頃に好んで読んでいた本の著者が埼玉大学教育学部にいたという事実を知りました。一応,学校図書館司書教諭の講習を修了している(初任校で期待されて図書館担当になりかけましたが,準備段階で無能ぶりがばれて外された過去がありますが)ので,資料室の運営には積極的に関わろうと思っています。(2022.11.21)
・4年生はいよいよ卒業論文に取り掛かっています。それぞれの興味関心に従って,思考を進めています。(2022.10.18)
・3年生の教育実習が全員無事に終了し,全員でのゼミ再開です。それぞれ今後の糧となる実習となったようで頼もしいです(2022.10.11)
・4年生の皆さんの教員採用試験が始まっています。埼玉大学教育学部では同じ目標に向かって刺激し合いながら努力する雰囲気があります。(2022.8.2)
・3年生の皆さんとセミナー室の第2回床磨き(ボランティア)をしました。学生の皆さんの奉仕の心が素晴らしいです。(2022.7.12)
・3年生の皆さんとセミナー室の床磨き(ボランティア)をしました。激落ちくんの威力にびっくり、、、(2022.7.5)