アマクサアメフラシ

Aplysia juliana Quoy & Gaimard, 1832

レア度:いつでも見られる

形態:体長15㎝程度のアメフラシ類。表面は黄褐色だが、濃淡や模様については個体差が大きい。ただ、アメフラシより淡い傾向にある。また、本種は背中に立っているひだ(側足という)が一番後ろで繋がっている点で、アメフラシと容易に識別できる。クロヘリアメフラシは、足面と背面の色のコントラストが強い。

生息域:世界各地に分布し、潮間帯から潮下帯の岩礁に生息する。葛登支では超普通種で、アメフラシよりもまんべんなく平磯に分布している印象

生態:緑藻類や褐藻類を好み、紅藻はあまり食べない (Carefoot 1970; Rogers et al. 1995; 斎藤・中村 1961)。刺激をうけると白いインクを吐く (Carefoot 1970)。

その他:体全体、特に足の裏から甘い柑橘系の香りがする。とてもいい香りなので、見つけたら是非嗅いでみるべし!

2019年4月 山上
2019年6月 山上連鎖交尾
2019年7月@三ツ石 山上卵塊
2020年5月 大友
2017年5月@松前  山上色彩変異
2020年5月 青木アメフラシより触角が短く、おでこが広いイメージ
2020年8月 青木口元のアップ
2020年5月 青木
2018年11月 山上ベイビー
2016年4月26日 りったこれもかな?
2020年10月 りった
2021年6月27日 りった
2021年6月27日 りった
2021年5月1日 りった側足が後ろで繋がる
2022年3月25日 とみよしクロスジムシロとサイズ比較(赤子)
2023年2月25日 とみよし親指第一関節サイズ

引用文献:

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