シマモエビ

Lebbeus cf. fasciatus (Kobjakova, 1936)

レア度:いつでも見られる?

形態:体長3㎝くらい。体の背面は褐色で、白の縞模様が走る個体が多い。ヤマトモエビに比べると、頭が丸く吻詰まりのような印象を受ける。額角は先端から眼の上くらいまで規則的に棘が並び、上縁に6~8個、下縁の先端近くに3個持つとされる。腹節背面はあまり盛り上がらない。尾節にも小さい棘が5対並んで生える。後方3対の歩脚(第3~5歩脚)の指節(最も先端のツメのような節)は、二又に分岐する。

生息域:葛登支では平磯の、フジマツモツノマタにくっついている。また、転石をひっくり返すと比較的よく見つかる。ベーリング海を中心に分布する北方種で、日本初記録は厚岸湾からの報告である。

生態:

その他:

2021年1月 大友
2021年1月 大友第3歩脚の前節と指節
2021年1月 大友尾節のようす
2021年1月 大友死後少し時間が経ってしまったか、体が白濁している
2021年1月 大友第4歩脚の指節
2021年1月 大友額角、頭胸甲だけ取り外してみたところ
2021年3月 大友
2021年5月1日 りった