チビウミセミ

Holotelson tuberculatus
Richardson, 1909

レア度:いつでも見られる?

形態:体長は1㎝強までにしかならない、小型の等脚類。体色はピンク、黄色、褐色など様々な変異がある。オスでは腹尾節(しっぽのような部分)の背面に3個の丸く盛り上がったような隆起があり、後端は3突起が並ぶが、真ん中のものはより後方へ伸長する。メスにはこれらの突起物はない。

生息域:日本と中国の周辺海域に分布し、潮間帯かもう少し深い場所までの、石の下や海藻の間に生息する。

生態:体を球状に丸められるがやや憶病で、一度丸まるとなかなか元に戻らない。

その他:イソコツブムシは波打ち際の石の下で見つかるが、本種はやや沖合のフジマツモについていたり、石の下に密集していたりする。ニホンコツブムシと同じような生息域?

2020年8月 大友
2020年8月 大友
2020年8月 大友ニホンコツブムシよりよく丸まる
2020年8月 大友
2020年11月 大友 多分メス
2020年11月 大友
2020年12月 大友
2021年2月10日 りった
2021年2月 大友ひっくり返って途方に暮れるの図(オス)