イソコツブムシ

Gnorimosphaeroma rayi Hoestlandt, 1969

レア度:いつでも見られる

形態:体長はオスが8㎜、メスが5㎜程度。ダンゴムシのように、体を丸めて球状にすることができる。体色や斑紋のパターンは非常に多彩。体の後端の「腹尾節」の後縁は丸く直線的で、突起や切れ込みはない。また、腹尾節の直前の「腹節」に「腹部縫合線」という横縞が2本入るが、体の正中線上で途切れることも特徴。第1触覚は3柄節11鞭節、第2触角は5柄節14鞭節である。

生息域:葛登支では、低潮線より上の岸壁沿いの下で、下面が完全に乾かず湿っているような石のしたにくっついているものがよく見つかる。

生態:淡水の混じる環境にも多くみられ、また遊泳力にも優れる。オスはメスを胸の下に抱いていることが多い(ガード行動??)。

その他:

2020年5月 大友
2020年5月 大友
2021年3月 大友
2021年3月 大友腹部縫合線は真ん中で途切れる
2021年3月 大友
2021年3月 大友
2021年3月 大友
2021年4月 深澤