アサガオクラゲ?
Haliclystus cf. tenuis Kishinouye, 1910
レア度:たまに見られる
形態:体は花のように開いている「蕚部(がくぶ?)」と、基質に付着する柄から成る。蕚部には8本の腕があり、それぞれから触手が伸びる。本種は蕚部の上縁(傘の縁)に刺胞が詰まった白斑が多数あることが特徴。近縁のヒガサクラゲ H. steingeri はこの斑を持たず、シラスジアサガオクラゲ H. borealis は蕚部の外側に縦の白線が入ることで識別できる。また、同科他属であるムシクラゲ Stenoscyphus inabai は、蕚部と柄の境が不明瞭。
生息域:冷水性の仲間であり、北海道を分布のメインとしている。
生態:ホンダワラやスガモに付着する。
その他:
2019年6月 山上
2019年12月 山上
2020年12月 青木
2020年12月 青木触手がよく伸びている
2021年4月 藤本触手先端
2021年6月 とみよしぶわっ