マナマコ

Apostichopus armatus (Selenka, 1867)

レア度:いつでも見られる

形態:体長は大きいもので30㎝程になる。背面は強く湾曲し、腹面は平らのため、断面はやや角ばったかまぼこのような形になる。体色には2型(連続的な)があり、緑褐色の個体(=「アオコ」)と黒色の個体(=「クロコ」)がいる。背側面と腹側面には列をなす大きな疣足があり、背面と腹面には小さな疣足がある。腹面には列が不明瞭な管足が並ぶ。

生息域:北海道~九州、中国の転石帯に分布。葛登支では完全に干上がらないところであればどこでも見つかる。

生態:触れると固くなるが、キュビエ管(ねばねばする白い糸状のもの、ナマコ類の捕食防御)は出さない。また、本州などでは消化管内にカクレウオの仲間が寄生する。

その他:身は湯に通してから刺身や酢の物にして食べる。こりこりした食感で、ややアワビに似ている気がする。煮て干した「いりこ」や、内臓を塩辛にした「このわた」は珍味として、中華料理で重宝される。

2020年7月 大友
2019年8月@積丹 大友稚ナマコ?
2020年7月@積丹 大友マナマコ高校生サイズ?
2020年8月 大友
2016年11月 りった緑っぽい個体
2017年11月 木戸黒っぽい個体
2015年7月 りった立派ないぼ!
2016年11月 りった立派ないぼ!
2016年11月 りったあまり立派でないいぼ!
2016年11月1日 りった背景に溶け込む
2020年10月 りった
2020年10月 りった
2020年10月 りった
2021年3月 青木微小な生物を探している時に出くわすとぎょっとする
2021年6月27日 りった
2021年6月27日 りった
2021年5月1日 りったなんか元気ない
2021年5月1日 りったなんか裏側が白い
2021年11月4日 りったクロスジムシロクボガイと一緒
2021年11月6日 りったテナガホンヤドカリのガードペアがのっかっている