Research

排尿機能障害に対する新規薬物療法の創出

関連ガイドライン

背景

 下部尿路障害 (lower urinary tract symptoms, LUTS) は、患者のQOLを著しく低下させる疾患であり、様々な病気に合併して生じることが知られています。 中でも過活動膀胱は患者数も増加しており、対策が必要とされています。また、間質性膀胱炎は難病にも指定されており、治療法の開発が望まれています。

研究目標

 疾患の原因を明らかにし、新しい薬物療法を見出すことを目標としています。

 当研究室では、外科的処置や薬物投与による病態モデル、自然発症モデルなど、様々な疾患モデルラットを用いて過活動膀胱の発症メカニズムの解明、およびその治療法の探索を試みています。また、間質性膀胱炎は適切な病態モデルが存在していないことから、独自のモデル作成を目指し、治療法の創出を試みています。