環境探究学研究会開設に向けて
700万年前2足歩行を始めたときから、きっと人はいつも何かを学びたいと思って来たのだろう。250万年前石器を生み出し、使うことを学び、それによって食料が十分取れるようになると500ccだった脳はどんどん大きくなり、それに伴ってまた新たな学びを生活の中に取り入れるようになった。ただ、それらの学びは自然の中メカニズムを知り、賢くそれを活かし、そして自然の驚異の中ではそれを往なすことを原則とした。 いつから学びが、自分たちにとってのみの利便性を煽るものつくりや人と戦うこと、人と競争するための道具に変わっていったのだろう。その結果、今、地球環境は急激に劣化し、自分ファーストのポピュリズムが世界を席巻している。 今社会が求めていることは、こどもたちがワクワクドキドキ心豊かに暮らせるようにすること、そしてそれを未来の子どもたちにも手渡せるようにすることだと思う。そのためには、考えて、手足を動かし、行動し、そしていろいろなことを知ることの素敵を子どもたちに伝えることだ。そして、誰にもがそんな探究心溢れる子どもたちを育てるための教科書を創り出すことだろう。
石田秀輝
<研究会名> 環境探究学研究会
<世話役>
・佐藤真太郎 京都ノートルダム女子大学 専任講師
・水野克己 大幸グループ 大阪ベントナイト事業協同組合(本社大阪) 統括プラント技師長
インターマングループ リーフエア株式会社(本社仙台) 技術顧問
・向雅生 福岡県立三池工業高等学校 教諭
・長濱和代 千葉商科大学 助教 HP researchmap
・坂入亮太 横浜市立みなとみらい本町小学校 副校長
<設立>2019年11月1日
<会員数>86名(2024年10月現在)
第1条(名称)
この団体は「環境探究学研究会」とする。
第2条(所在地)
この団体を次の所在地に置く。
(2023年4月から)京都市左京区下鴨南野々神町1 京都ノートルダム女子大学
第3条(目的)
1.この団体は環境教育にかかわる探究的学習の研究と教育活動を目的とする
2.探究学習の一般への普及を図る。
3.この目的を達するための必要な事業を行う。
第4条(会員)
この団体は会員制とする。会員は学校の教員ならびに研究者、一般市民および学生をもって組織する。
(付則1)会員になるには、申込届の提出を必要とする。毎年、近況を報告して会員情報の更新を求める。会費については無料として、個人、または企業の寄付を元に運営する。
(付則2)退会する場合は、退会希望手続きを必要とする。
第5条(役員)
この団体は次の役員を置く。
幹事5名以上、会計1名、監査2名(兼任も可)
幹事を世話役とする。
会費については無料として、個人、または企業の寄付を元に運営する。
第6条(運営)
総会を年に1回、開催する。団体は必要に応じて臨時会議を開催して審議を行い、その議事は役員の過半数の同意をもって決定する。
第7条(財務)
活動に必用な資金については会計が適正に管理を行い、毎年定期に監査の閲覧を受けるものとする。
第8条(改正)
この規約は役員の過半数の同意をもって改正することができる。
第9条(設立年月日)
本会の設立年月日は平成29年4月1日とする。
第10条(規約施工日)
本会則は令和6年9月29日の改正により施行する。
第 11 条(活動)環境探究フォーラムを開催して、児童・生徒の探究学習を支援する。 運営については、大会実行委員長をリーダーとして、環境探究フォーラム実行委員が行う (世話役ではなくても、環境探究フォーラム実行委員になることができる)。