私たちメンネルコール・シュトロームが誕生したのは2007年3月のことでした。 岐阜県可児市や美濃加茂市近辺の合唱の好きなオトコたちが「男声合唱やろうよ!」と声を掛け合ったのがきっかけでした。
この地区はもともと合唱の盛んなところで、混声や女声の合唱団は沢山ありましたが、男声合唱団はありませんでした。 そんな中で、男声合唱をやりたくてウズウズしていたオトコたちが集まったのです。
(写真は結成後まもなくの団員たち。当時は神保孝之先生にご指導いただいておりました)
ドイツ語のMänner chorから名づけられています。「メンネルコール」は男声合唱、「シュトローム」は川の流れの意味で、大河をイメージして名づけられました。
私たちの住む岐阜県可児・美濃加茂地区には木曽川がゆったりと流れています。その母なる河・木曽川を意識したネーミングです。 語感といい、意味といい、なかなかロマンチックな名前ではないでしょうか。
画像は2009年の第1回演奏会を伝える中日新聞記事。
この地にゆったりと流れる大河、木曽川・・・。
この母なる川・木曽川も、木曽の山々に降った雨の一滴のしずくから生まれました。そのしずくがせせらぎとなり、やがて大河となって海にそそぎます。時には濁流が流れを乱したり、ダムにせき止められ停滞してしまうこともあるでしょう。でもいつか大海へそそぐ・・・。
無骨なおじさんたちも心と声をひとつに合わせれば、聴く人に感動を伝える合唱が、いつかきっと歌えるのです。
あせらずゆったりとした気持ちで合唱を楽しみたい。そして、合唱の素晴らしさと歌うことの喜びと感動を皆さんに伝えたい。・・・それが私たちの願いです。
画像は第1回演奏会のステージ風景です。可児市文化創造センターalaの虹のホールで開催しました。指揮は初代の神保孝之先生。
ある日の練習風景です。
会場は岐阜県可児市の中恵土地区センター、ホールです。
この日はたまたま欠席者が重複したため参加者がいつもより少ないですが、通常はもう少し多いです。
新型コロナ感染症対策のため、部屋の窓は開け放ち、団員の席の間隔は十分広く取っています。マスク着用はもちろんです。
当団の発足は2007年3月のことでした。そして2017年3月に結成10周年を迎えることができました。
その節目の年の11月に「女声合唱団ようせい結成45周年・ メンネルコール・シュトローム結成10周年記念演奏会」と名付けた演奏会を文字通り記念として開催しました。古参の団員たちには、感無量の演奏会となりました。
(指揮:谷村眞一先生 ピアニスト:小関なぎささん)
歩みを止めることなく、次のステップを目指して私たちは歌い続けます。