2020年2月からわが国でも猛威を振るい始めた新型コロナ・・・。この影響で、当団は今年の春までに断続的ながら実質1年あまりの活動休止期間を設けざるを得ませんでした。
「歌えない」ことが、なんと寂しかったことか!
この時期は合唱が私たち団員にとってかけがえのないものだったということを改めて痛感した期間でもありました。
ちなみに、今回の第7回定期演奏会は当団の結成15周年という記念すべき演奏会でした。前回同様、女声合唱団ようせいさんに賛助出演していただきました。
日時:2022年11月27日(日)14:00開演
会場:可児市文化創造センター主劇場
曲目:
第1ステージ 男声合唱組曲「富士山」
第2ステージ 女声合唱のためのヒットメドレー「HANA」より2曲、女声合唱のためのヒットメドレー「SORA」より3曲
第3ステージ 男声合唱とピアノのためのフォスター・メロディ
アンコール曲:「命の歌」 「言葉は」
本番前日の26日夜、リハーサル前に舞台のひな壇などの準備する団員たち。
出来上がったひな壇に並んで、立ち位置などを確認。
ひな壇の準備が終わって客席を眺める。いよいよ明日、と思うと、緊張感と高揚感が込み上げる。
11月27日演奏会当日。定刻の13時30分に開場して、続々と入場されるお客さま。14時の定刻に開演した。
第1ステージ 多田武彦作曲 男声合唱組曲『富士山』。
背後のスクリーンに富士山の様々な写真を映写。この曲はアカペラなので、男声合唱の真価が問われるという。お客さまにはどう聴こえただろうか?
第2ステージ 「女声合唱団ようせい」のステージ。
三沢治美編曲の、女声合唱のためのヒットメドレー「HANA」より2曲、女声合唱のためのヒットメドレー「SORA」より3曲。ようせいさんには今回を含めて3回にわたり、共演、あるいは賛助出演していただいている。
第3ステージ 『フォスターメロディ』。本来ならば可児市のALT職員キーガン・セタスさん(ケンタッキー生まれ)にフォスターになり切ってMCをやっていただく予定だったが、体調不良のため、急遽、当団副指揮者のK氏が代役を務めた。
『命の歌』をようせいさんとの混声4部合唱で熱唱。
アンコールで『言葉は』もお聴きいただいた。客席からは「ブラボー」の声が。コロナ禍のホールの規制で本当はブラボーは禁止なのだろうが、嬉しくもあった。
無事、ステージ終了。舞台裏で谷村先生から簡単に終了の挨拶を頂戴する。コロナ禍の事があり、恒例の「お見送り」も打ち上げもなし。少々寂しいが、無事に演奏会を終えられたことを喜びたい。
第6回定期演奏会は2019年12月1日(日)に開催されました。会場の可児市文化創造センターala主劇場には、大勢のお客様にお越しいただくことができました。
前回(一昨年2017年)の第5回定期演奏会は、「女声合唱団ようせい」さんとのジョイントコンサートでしたが、今回の第6回では、「ようせい」の皆さんは賛助出演としてステージに上がっていただきました。
第1ステージ「花に寄せて」と第2ステージ「LOVE」、それに第3ステージの「やさしい魚」は我がシュトロームのステージでした。「LOVE」ではゲストプレーヤー池上さんのパーカッションで盛り上がりました。第4ステージの混声合唱組曲「二度とない人生だから」では「ようせい」さんに華を添えていただきました。 アンコールでは「鷗(かもめ)」と「群青」をお届けしました。
今回のステージで2年間の練習の成果を精一杯披露した私達ですが、反省会では課題もいくつか指摘されました。また次の2年後の定演を目指して、精進の心を新たにした団員たちでした。
開演前のホールの様子。嬉しいことにお客さまで満員です。みなさん、プログラムを広げて読んでくださっています。
「LOVE」ではカジュアルな服装で。
パーカッションの池永さんも登場してビブラフォンの演奏を披露してくれました。
ようせいさんとの合同ステージで「二度とない人生だから」を熱唱!
2017年11月23日、「女声合唱団ようせい」さんとの合同の「記念演奏会」を開催しました。可児市文化創造センター主劇場はあふれんばかりのお客様・・・。大勢のお客さまにお越しいただけました。
我が合唱団は今年(2017年)で結成10周年を迎えました。そして、同じ谷村眞一先生を師と仰ぐ「女声合唱団ようせい」も創立45周年の節目の年でした。 同じ指導者の縁でつながった合唱団同士で区切りの年にふさわしい企画をとの声が上がり、合同で「記念演奏会」を開催することになった次第です。
記念演奏会は5ステージの構成で、各団が2ステージづつ、最後が混声合唱組曲の合同ステージでした。ソプラノソロ、ヴァイオリン、チェロ、パーカッションも加わり、ステージの背景に画像を投影したり、衣装替えをしたりと、お客さまに楽しんでいただけるよう工夫しました。そのせいか、終演後のお見送りでは「よかった」「感動した」などの声も沢山聞くことができました。思い出に残る演奏会になりました。
●演奏曲目(当団の曲目)
・男声合唱組曲「海鳥の詩」
・男声合唱のための「男の海の詩」
・混声合唱組曲集「風の子守歌」より「六つの子守歌」
●女声合唱団ようせいの曲目
・同声(女声)のための合唱ファンタジー「みすゞこのみち」より5曲
・女声合唱・ヴァイオリン・ピアノのための「ヴィヴァルディが見た日本の四季」より4曲
「海鳥の詩」のステージ。海鳥の画像を投影。
「ようせい」さんとの合同ステージでは「六つの子守歌」を歌いました。
「男の海の歌」のステージ。
横しまのTシャツと首のショールで海の男(マドロスさん)になり切った団員たち。
全プログラムが終了して、お客さまの拍手に応えています
演奏会の翌日、さっそく中日新聞の記事に取り上げていただきました。
第4回定期演奏会は幸い天気にも恵まれ、会場の可児市文化創造センターには多くのお客様にお越しいただくことが出来ました。3階席にもお客様の姿がみえるほどで、ほとんど満席! 予想を上回るご来場でした。
今回は、各ステージで衣装や小物を変えるなど演出にも工夫を凝らしました。 自慢(笑) は第2ステージ、男声合唱のためのヒットメドレー「SORA」です。作曲者の許可を得てヴァイオリン、チェロ、パーカッションの伴奏つきに編曲し、実力派アーティストを招いて 演奏したのです。これらの演奏付きSORAは、本邦初公開かも!?
「日本民謡」のステージでは、長い深紅のスカーフ姿で登場した団員に、客席からはオォーッとどよめきが伝わってきました。 大漁祝い、黒田節、斉太郎節、などの他に難曲「たたら(踏鞴)」にも挑戦しました。
第4ステージの男声合唱組曲「水のいのち」は、詩が人生を考えさせることと、メロディーとハーモニーの美しいことで、評価が高い曲です。団員の熱唱に、お客様は聴き入ってくださいました。
「水のいのち」の後には、アンコール曲を兼ねて「涙そうそう」をお客様にもご一緒に歌っていただきました。最後は「春よ、来い」で終演となりました。
とにかくお客様にお楽しみいただきたい。そして男声合唱の魅力とともに感動もお届けしたい。・・・そんな思いを込めた演奏会でした。 反省点は多々あるものの、2年間の精進を積み重ねた成果を出し切る演奏が出来たかと思います。
今回はヴァイオリン、チェロ、パーカッションも参加!
高校生の団員もおじさん達に混じって頑張ってくれました。
第3ステージ「日本民謡」。趣向?を凝らした衣装で登場すると、客席からはどよめきが・・・。
お楽しみの「一緒に歌いましょう」のコーナーです。「涙そうそう」を歌っていただきました。
2013年12月7日、やっとというか、はやくもというか、定期演奏会も3回を数えることになりました。会場は前回の定演と同じく可児市文化創造センターalaの主劇場です。
日本民謡のステージでは、谷村先生と団員は青いハッピで、鳴り物のゲストプレーヤーさんは赤いハッピ。誰もが知っている日本民謡を歌いました。威勢の良い歌声と、樽(たる)や笛などの鳴り物の伴奏で盛り上がりました。鳴り物は可児市民吹奏楽団の4名の方に応援していただきました。ありがとうございました。
今回のメインテーマとなる曲は男声合唱組曲「山に祈る」です。清水 脩(おさむ)の作詞作曲になる曲で、実際の山岳遭難事故からヒントを得て作られ、半世紀以上を経た現在でも合唱組曲として広く歌われているのです。
舞台の背景には雄大な山の画像が映写され、雰囲気を盛り上げます。舞台の右側にはデスクが置かれ、座っているのは朗読の加納直美さんです。遭難した若者の母親の哀しみを独白します。加納さんは最後は机に突っ伏して、曲が終わりました。その目には涙が・・・。団員たちもこみ上げるものがありました。
演奏会が終わりました。やり切ったという達成感と、まだ精進が足りなかったのでは?という気持ちとを抱えて打ち上げの会場に向かった団員たちでした。
日本民謡のステージ。団員は青の、鳴り物のゲストプレーヤーさんは赤のハッピ姿。祭り気分満点。
団員の歌声が威勢よかったのは勿論ですが、樽(たる)や笛などの伴奏のノリのよいこと。いやあ、盛り上がりました。鳴り物は可児市民吹奏楽団の4名のゲストプレーヤさん。
ポピュラー曲のステージ。遠くへ行きたい、上を向いて歩こう、防人の詩など懐かしい曲をお聴きいただきました。
「山に祈る」のステージ。背景には雄大な山の画像が映写されます。ステージの右は、朗読の加納直美さん。遭難した若者の母親の哀しみを朗読します。
メンネルコール・シュトロームを永らくご指導くださった酒井一樹先生がドイツで声楽を学ぶため、指揮者を退任されることとなりました。そこで、 感謝と送別の意味もかねてミニコンサートを!、となり急遽開催にこぎつけることが出来ました。もちろん、入場無料のコンサートです。
大ホールと違い、今回の可児市文化創造センターの演劇ロフトはステージと客席との距離も近く、 とてもアットホームな雰囲気…。ステージ上にはサクラの枝も飾られて、まさに春らんまんです。 満席のお客さまには、私たちの合唱と酒井先生の独唱をたっぷりとお楽しみいただきました。
プログラムにはお客さまと団員とが一緒に歌う時間も設けました。和気あいあい、楽しく盛り上がりました。酒井先生をお見送りするよい機会となりました。
・日 時:2013年3月30日(日)15:00~
・会 場:可児市文化創造センター 演劇ロフト
・指 揮:酒井一樹 ピアノ:小関なぎさ
会場の演劇ロフトはステージと客席との距離も近く、 とてもアットホームな雰囲気…。歌声もよくとどいたのでは。
指揮の酒井一樹先生はご自身もバリトンの声楽家です。なので先生の歌声を聴く時間も作りました。ピアノは小関なぎささん。
司会進行のKさん(団員)。語りで雰囲気を盛り上げてくれました。
第1回のアーラ小劇場からスタートした当団の演奏会。
その後団員も増え、各パートも充実。指揮の酒井一樹先生の叱咤激励と情熱あふれる指導に鍛えられて、2年後の冬に主劇場デビューを果たすことができました。第2回演奏会です。
メイン楽曲は組曲「旅」でした。振り返ればシュトロームの本格的な旅立ちを歌っていたとも言えます。「旅」の演奏では若い語り手のナレーションも入り感動を呼びました。
課題が見つかりながらも、達成感に包まれ、歌う喜びを感じることのできたステージでした。
第1回に続いて、今回も日本民謡を歌いました。民謡はどこか心にしみ込んでいて、歌っていてもじんときます。今回はエレクトーンの伴奏付き。
首にショールを巻いて、海の男の歌「Sea Shanty」のステージ。エレクトーンの妙なる響きに乗せて歌いました。すべて英語の歌詞だったので苦労しました。外部からネイティブの発音の先生を招いて勉強したほどです。でも、余り直っていなかったかも(泣)。
長年にわたりピアノ伴奏を務めていただいた 小関なぎさ さん。我が合唱団のマドンナ!でした。
「ふるさとの四季」のステージ
結成から3年目の秋、待望の第1回演奏会を開くことができました。
それまでの準備期間は練習はもちろんのこと、良い合唱づくりのために団員数の増強にも力を注ぎました。
当団の演奏会は(現在は)毎回アーラの主劇場(宙のホール)を会場にしていますが、初めての発表会だけに集客に自信が持てず?、小劇場を選びました。ふたを開けてみれば273名のお客様で、ほぼ満席での開催となりました。
初回ですので不慣れな面もあり、当地区の先輩合唱団など多くのアドバイスも得て、周到な準備を重ねて開催日を迎えたのでした。
演目は男声合唱の名曲「月光とピエロ」をメインに「夏は来ぬ」などおなじみの日本の叙情歌、外国の合唱曲など意欲的な「品ぞろえ」でした。
また日本民謡のステージでは名古屋音楽大学の学生さんの笛や太鼓などの伴奏の協力もいただきました。
つたない演奏だったかもしれませんが、お客様からは厳しいお言葉とともに、「男声合唱はホントいいですねー」などのお声もいただきました。その後の活動の励みになった演奏会でした。
地区唯一の男声合唱団のお披露目ということもあり、当日は地元新聞社の取材もありました。(新聞記事を参照ください)
外国の合唱曲のステージ。歌ったのは黄色いリボン、野ばら、オーシャンゼリゼ、カリンカなど。
第2ステージでは男声合唱組曲「月光とピエロ」に挑戦。本格的な合唱曲で、練習は悪戦苦闘でした。仕上がりは?
第4ステージは日本民謡。名古屋音楽大学の学生さんとの共演で盛り上がりました。
懐かしい団員の姿も。