一般的には、閉経前後5年くらいにおこる多彩な心身の症状を「更年期障害」といいます。

更年期障害は、卵巣の機能が低下し、女性ホルモン（エストロゲン）の分泌が減りはじめることとそれに伴う自律神経の乱れがおもな原因です。

・更年期障害の初期症状は、

ほてり(ホットフラッシュ)、のぼせ、多汗、イライラや不安感、動悸、不眠、冷え、月経異常、

集中力の低下、めまいなどがよくみられます。

・更年期障害の症状が長期化すると

お肌のトラブル（皮膚の乾燥、今まで使っていた化粧品での接触性皮膚炎（化粧品かぶれ）、蕁麻疹など）

泌尿器トラブル（膣炎や膀胱炎、頻尿など）

骨粗鬆症

筋肉や関節の痛みなどの症状がみられることもあります。

漢方は“不足しているものを補い、滞っているものを流す”ことによって乱れた“こころ”と“身体”のバランスを整え、からだ全体の調子を整えてくれます。また、ホルモン剤で指摘されているような副作用（発ガン、性器出血、乳房のハリや吐き気 など）の心配もなくご安心して服用頂けます。更年期症状は体質によっても重くでたり、軽くでたりします。その後の人生を健康で豊かなものにするためにも 、この時期からの体質改善もオススメします。