大鎧講習会

大鎧講習会 予約可

大鎧講習会(鎌倉武士体験処)

13時から17時ころまで 座学2時間、休憩、鎧兜着用2時間ほどを予定。

大鎧とは源平合戦期に(平安時代から鎌倉時代にかけて)武士たちが戦で着用した騎馬武者の鎧です。

平安時代はおよそ400年近く続き、他の時代に比べて非常に長い期間にも関わらず、鎧兜や関連する遺物は残闕を合わせてもわずか20点にも満たない希少。大鎧の遺物はわずか8領で、それも平安時代のそのまま残っているものはほぼなく、江戸時代や明治時代に何度も作り直されてしまっているものが多いのです。

その理由が、この大鎧が成立した時代背景や鎧に用いられた素材が関係しています。

ということで、この大鎧講習会では、

前半に座学 大鎧の変遷や遺物のデータをで学びます。鎌倉智士作成の資料を配布いたします。

後半は実技 直垂、烏帽子、籠手、臑巾、臑当、毛沓、そして鎧兜をご自身で着用していただきます。

前半の座学 

P.2 鎧兜の変遷

P.2 鎧に鉄が使われなくなった時期

P.3 武士の台頭と大鎧の出現

P.4 大鎧は日本史上最も軽い鎧

P.6 出土した平安時代の大鎧の遺物はわずかしかない

P.7 平安時代初期から平安時代中期にかけての鎧について

P.10 平安時代中期から平安時代後期にかけての鎧について

P.25 小札の大きさは時代によって異なる

P.29 大鎧を構成する小札はほとんどが革

P.31 平安初期に細かった縅毛は平安後期に太くなり鎌倉前期に細くなる

P.33 平安時代の菱縫はほとんどが赤韋

P.36 胴(腰)の裾拡がりの変化

P.37 平安時代に脇板はない

P.38 元々両方とも栴檀板だった

P.39 平安時代後期に前後草摺の四段が出現する

P.40 死に装束としての鮮やかさ 縅毛の色目について

P.48 平安時代の兜の矧板

P.49 矧板の数はしだいに多くなっていく

P.49 頂辺孔はしだいに小さくなっていく

P.54 しころは、錣ではなく𩊱

P.55 平安時代の兜(遺物)には1つも鍬形はついていない

P.57 鎧兜に用いられる絵韋について

P.69 平安時代前期の籠手は座盤がない

P.71 平安時代の毛沓

P.72 平安時代の烏帽子

P.73 髻は髷とは違う

P.73 侍は烏帽子を折って着用した(折烏帽子)

P.74 揉烏帽子は兜をかぶることが前提

P.74 出土した烏帽子

場所は鎌倉市内 ※参加者に個別に連絡

参加費は5,000円

装束の着付レンタル、資料代含めてなのでかなりお得!


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鎌倉智士(かまくらさとし) ✉info@izakamakura.jp

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