Room E
Room E
2021.08
2021.08
古いコンクリート造の賃貸住宅のインテリアデザイン。
二人分の食事、就寝、収納場所の他、キッチンの拡張、脱衣時の目隠し、書籍置き場、仕事机の設置など、複数の要件が求められた。
複数の要求をそれぞれ別々に解決するのではなく、要求全てを解決し得る全体の骨格となるようなアイデアを求め、深緑色の塔状収納を三つ配置するというアイデアにたどり着いた。(平面図参照)
三つの塔は微妙に大きさが異なり、オリオンの三ツ星のように微妙に屈折して配置されており、小さな部屋の中に微妙な変化と奥行を生み出すように設計された。(同じ物が単調に並んでいるわけではない。)
棚ⅰは書籍置き場であり、二人分の食事用長机の横にぴったりと沿っている。小さくとも搭状の書架は大量の本を収納できる。棚ⅱはキッチンの拡張された作業場所を形成し、電子調理器に電力を供給する配線経路も担っている。作業場所の下部には細かい分別にも対応したゴミ箱、調理器具置き場が設置されている。棚ⅲは浴室の手前に洗濯物置き場とタオル掛けを設え、担っていて、脱衣時の目隠しとして機能する。仕事机はこの棚に沿って配置される。