2003 年、NASA が提唱したニューフロンティア計画がアメリカ合衆国で承認されました。ニュー フロンティア計画では、太陽系の惑星の探査を目的とした宇宙探査計画です。その計画として、 2011 年 8 月 5 日に NASA が木星を周回して観測する無人宇宙船 JUNO を打ち上げました。JUNO の 主な目的は、木星の電磁波や重力などを観測することで、木星の内部構造を明らかにすることです。木星は惑星の中で最も大きいことや木星内での現象はまだ明らかになっていないことが多いです。 そのため、木星の磁場や内部構造などについての謎を解き明かすことは太陽系にある惑星の解析を する上で重要です。
JUNO AI project(VR 班) の目的の一つは JUNO が観測した木星のデータと VR 技術を 用いて、多くの人が楽しめるソフトウェアを制作することです。JUNO が観測 したデータを利用して、VR 上で木星を目視できるようにします。そのほかにも、VR 技術を 使わないとできないもの作りたいと考えています。目的の二つ目として、そのソフトウ ェアは JUNO や木星についての知識を深めることができるものを制作することを目的としています。
各自にタスクを振り分けてプロジェクト活動時間内で動作確認や発生した問題の修正などを行っています。
バージョン管理にはGitを用いてチーム開発を円滑に進めるためにgithubを導入しています。
ジュピコネは木星の周りだけを視覚的にとらえることができます。また、木星や木星の周りの惑星などを学べるものになっています。本プロジェクトでは、JUNO(木星の周りを周回する探査機)について学んできました。JUNOがなければ木星についてわからなかったことが非常に多いです。そこで、JUNOや宇宙についてもっと興味を持ってもらいたいと思い、最新技術であるVRを用いることで多くの人が少しでも興味を持つことができるものを制作しようと考えてジュピコネを開発しています。
・使用する機器
VR SHINECON(VRゴーグル)、PlayStation4(PS4)のコントローラー、iPhone
・視点の向き
VRゴーグルを前後左右で動かすことによりカメラの向きが変わります。
・視点移動
PS4のコントローラーを用います。
・PS4コントローラー ボタン割り当て
ソフトウェアを起動すると下の画面が表示されます。JUNOについて学びたい場合は「JUNOを見に行く」を選択、木星を学びたい場合は「木星を見に行く」を選択します。
上で「木星を見に行く」を選択した場合では、下の画面のように「木星」、「大赤班」、「オーロラ」、「模様」、「イオ」、「JUNO」が下の画面に表示されます。
「模様」を選択した場合、模様についての説明が表示されます。他も同様です。
視点の向きはPS4のコントローラーの左スティックを上下に動かすことと右スティックを左右に動かすことで視点の向きが変わります。右スティックを上下に動かすことで視点移動ができます。また、VRゴーグルを上下左右に動かすことで視線移動ができます。