公開講座
公開講座
公開講座
研究にもとづく授業づくり③
―中学校・高等学校における読書指導を考える―
2025年11月8日(土)14 : 30 ~ 17 : 30
司会・進行 森田 香緒里 氏(文教大学)
話題提供者(1) 中川 甲斐 氏(神奈川大学附属中高等学校)
話題提供者(2) 稲井 達也 氏(大正大学)
話題提供者(3) 飯田 一史 氏(ライター)
話題提供者(4) 間瀬 茂夫 氏(広島大学)
※早稲田大会は11月22~23日に開催しますが、公開講座は大会に先だってオンラインで開催します。
※公開講座のみに参加する場合は、大会全体への参加申し込みは必要ありません。無料で参加できます。
※公開講座は、オンライン(Zoomミーティング)で実施します。
公開講座の企画趣旨
本講座は、第147回全国大学国語教育学会・越谷大会から始まった公開講座「研究にもとづく授業づくり」の第3回となる。今回は、中学校・高等学校の読書指導や読書生活に焦点を当てる。
読書指導はかねてより、読書を学習や生活に主体的に生かしていくような自立した読み手を育てることを目標としてきた。しかし、インターネットやデジタル技術が急速に進化している情報化社会において、またICT化する現代の学習環境において、「読書」の定義は拡大しつつある。文化継承、知の集積としての「書籍」を前提とした文字メディア中心の近代的な読書は、今では「読書」の一部に縮小し、読む対象はマルチメディアやデジタル空間における「テクスト」へと拡大していると言っていいだろう。
こうした現代の読書環境をふまえた時、国語科における読書指導は、何を読むことを、またどのように読むことを想定しているのか。それは現代の学習者の読書生活とどのように異なり、またどのように関わるのか。さらに我々はどのような読書人の育成を目指しているのか。読書指導の実践や研究に長く携わってこられた先生方、また若者の読書実態に詳しい方をお招きして、改めて国語科における読書指導の目標や指導のあり方等について議論していきたい。
今回は、中学生・高校生に比重を置いた内容を想定している。不読者が増加し、デジタルデバイスでの「読むこと」が拡大しているとされる年代の学習者である。彼らの読書行為や読書生活をふまえつつ、現代の、そしてこれからの読書指導について考えていきたい。
公開講座のタイムスケジュール
14:00 Zoom開室
14:30~14:40 公開講座の趣旨説明 森田 香緒里 氏(文教大学)
14:40~15:00 話題提供(1) 中川 甲斐 氏(神奈川大学附属中高等学校)
15:00~15:20 話題提供(2) 稲井 達也 氏(大正大学)
15:20~15:40 話題提供(3) 飯田 一史 氏(ライター)
15:40~16:00 話題提供(4) 間瀬 茂夫 氏(広島大学)
16:00~16:20 休憩
16:20~16:55 発表の補足および互いの発表へのコメント
16:55~17:30 全体討議
(クリックすると公開講座の「申し込みフォーム」に移動します)
【参加申込期間】
9月15日(月祝)~11月1日(土)17:00
【参加方法】
1.申し込みフォーム(9月15日から受付開始します)に必要事項をご入力ください。
2.ご登録いただいたメールアドレス宛に入力内容のコピーが自動で送付されます。
3.公開講座の2日前までに、ご登録いただいたアドレス宛に当日のZoomミーティング用URLをお送りいたします。Zoomの利用方法等については、事前にご確認ください。
【注意事項】
1.参加人数の上限は1000人です。Zoomの仕様による制限です。上限に達した場合、受付を締め切ります。
2.本講座のYouTube等によるライブ配信・アーカイブ配信(見逃し配信)はありません。
3.本講座の資料やZoomミーティング用URLのSNS等への転載はご遠慮ください。
4.本講座の録音・録画は固く禁じます。