課題研究発表
国語教育学を見つめ直し展望する①
国語教育史研究(資料研究)の可能性・方向性を再考する
~「方法知」としての国語教育史研究とは~
2021.05.30/9:30-12:30
テーマ
歴史研究の目的は「歴史を学ぶ」のではなく「歴史に学ぶ」ところにあるということは、おそらく多くの当事者が同意するところである。しかし具体的にどうすれば「歴史に学ぶ」ことになるのかはなかなか見えてこない。たとえば授業研究の場などで、歴史研究の内容的知見がそのまま活きることはあまり多くない。しかし授業や教材を論じる視点や語りの「枠組み」のようなものを、歴史研究が与えてくれることがあるのではないか。
本課題研究ではこのような「内容知」ではなく「方法知」としての歴史研究にどのような方向性・可能性があるのかについて、それぞれの登壇者の研究内容を示しつつ議論したい。
登壇者
黒川麻実(大阪樟蔭女子大学)
黒川麻実(大阪樟蔭女子大学)
甲斐伊織(学習院中等科)
甲斐伊織(学習院中等科)
勘米良祐太(名古屋女子大学)
勘米良祐太(名古屋女子大学)
コーディネーター
八木雄一郎(信州大学)
八木雄一郎(信州大学)