対面企画
対面企画
第34回研究大会(島根大学)2024年9月22日
「実践研究」をめぐる論点は何か
―近接分野の例を参照しながら―
【趣旨】
今期から新設された、「実践研究」をテーマとする本課題研究は、①教師教育の実践研究の特質およびあり方を検討すること、②教師教育の実践研究の活性化と質の向上を図ることの2点を目的としている。
①に関連して、まず、「実践研究」がさまざまな分野においてどう扱われてきたかを明らかにするために、教師教育学以外の分野も含めた各分野の学会誌を手がかりにして、調査を進めてきた。そのなかで、何を「実践研究」と呼ぶかは、その分野で何を前提としているかによって異なることが見えてきた。また、実践に関わる研究全般を、実践に対する立ち位置やアプローチの違いによって分類する試みも行ってきた。
今回は、そうした調査の途中経過を報告・共有し、ディスカッションを通して、「実践研究」をめぐる論点について、さらに、教師教育学分野の場合の特質について、考えたい。
【報告者】
報告1:全体の趣旨説明と問題設定 渡辺 貴裕(東京学芸大学)
報告2:国語科教育学・社会科教育学分野をもとに 八田 幸恵(大阪教育大学)・大坂 遊(周南公立大学) ※大坂は大会当日は不参加
報告3:日本語教育学分野をもとに 南浦 涼介(広島大学)
報告4:教師教育学分野をもとに 大村 龍太郎(東京学芸大学)・園部 友里恵(三重大学)
【指定討論者】
大島 崇(大分大学)
【コーディネーター】
渡辺 貴裕(東京学芸大学)
渡辺スライド
八田&大坂スライド
南浦スライド
大村スライド
園部スライド
大島(指定討論)スライド
日本教師教育学会 第12期 課題研究Ⅰ(実践研究)