公開シンポジウム

 日本植物分類学会第 23 回公開シンポジウム発見者が語る植物の新種とその面白さを東北大学片平キャンパス「片平さくらホール」にて2024年3月9日(土)13:00から開催いたします。なお,公開シンポジウムは一般の方も無料でご参加いただけますので,奮ってご参加ください。

*3月9日は15時過ぎまで,公開シンポジウムに参加される一般の方と学会大会に参加される方の受付を別に設置いたします.大会参加者の皆さまは,大会受付で受付をお済ませください.

*片平さくらホールには一般の方向けの駐車場はございませんので,公共交通機関または近隣の有料駐車場をご利用くださいませ.

〔  公開シンポジウム概要 

タイトル 発見者が語る植物の新種とその面白さ

【 日時 】2024年3月9日(土)13:00-15:40

【 場所 】東北大学片平キャンパスさくらホール2階(仙台市青葉区片平2丁目1-1)

【 内容 】日本の植物相は他国と比較して,すでに十分に解明されており,未知の植物はほとんど存在しないように考えられることが多いようです.しかしながら,21世紀に入っても国内でこれまでに認識されてこなかった多数の新しい種が「発見」されています.この講演会では,そういった近年になって見つかった新種を発見された皆さんに,発見に至った経緯やエピソードについて語っていただき,身近に見られる植物にもまだまだ分かっていないことが少なくないことや植物の研究の面白さを感じていただければと思っております.

〔  プログラム 〕

13:00-13:05 開会挨拶・趣旨説明

 

13:05-13:30 藤井伸二(人間環境大学)

みつけて,そして記載発表するまで

13:30-13:55 末次健司(神戸大学)

キノコを食べる植物「菌従属栄養植物」の新種発見と生態解明

13:55-14:20 田金秀一郎(鹿児島大学)

まだまだ見つかる,鹿児島の植物

14:20-14:45 山城考(徳島大学)

古い標本から見つけた新種と雑種

14:45-15:10 藤原泰央(国立科学博物館)

種の絡まりをほどく:シダ植物倍数性複合体の種分類

15:10-15:35 勝木俊雄(森林総合研究所)

見過ごされた山桜〜紀伊半島の野生種クマノザクラ〜 


15:35-15:40 おわりに