2025 (令和7)年12月20日(土)に糸井和佳(帝京科学大学大学院医療科学部看護学科教授・日本世代間交流学会理事)を大会長として、日本世代間交流学会第16回全国大会を帝京科学大学(東京)において開催することとなりました。
本学会は、わが国における世代間交流教育に関する理論的・実践的研究を行い、その普及を図ることを目的としております。世代間交流に関連する、教育・生涯発達支援分野、保健・医療・福祉分野、文化・芸術分野、まちづくり・環境分野、行政、マスコミ、市民等、分野を超えた多くの人々が学術的交流を図り、もって世代間交流の発展に貢献しています。第16回全国大会のメインテーマは、「多世代がつながりあう地域プラットフォーム」とし、対面で開催いたします。
少子高齢社会である日本の地域の課題は、介護、子育て、貧困、高齢者の生きがい支援など多様で複合化しています。この社会課題に対応していくため、幅広い世代の参画の下、地域公共団体、大学等、企業、団体、NPO、地域住民などの多様な主体が連携し、地域の活動拠点(プラットフォーム)を構築していくことが求められています。世代間交流はその核となる活動方法であり、すべての世代に恩恵をもたらしますが、地域のなかでどう進めていけばよいのかを考える機会にしたいと考えました。
東京都足立区千住は江戸時代に日光道中の最初の宿場となり発展しました。下町情緒が残り北千住駅から徒歩でいける銭湯も5つ(タカラ湯、金の湯、ニコニコ湯、梅の湯、美登里湯)あります。昔からの住民が住み続けたく、また若者が住みたいまちとして人気上昇中です。千住の地でみなさまと世代間交流についてディスカッションできることを楽しみにしております。