大気環境学会

都市大気エアロゾル分科会

【お知らせ】

第60回大気環境学会年会 都市大気エアロゾル分科会

日時: 2019年9月17日(水) (年会1日目) 16:10~19:00

場所: 東京農工大学府中キャンパス (年会 会場) (府中市)

テーマ: PM2.5の10年を振り返る ―これからのエアロゾルと大気環境のために―

趣旨: 2009年9月にPM2.5の環境基準が設定されてから今年で10年が経つ.当初,成分分析を

含めた常時監視体制の整備があまり思わしくない中,2013年1~2月に中国での深刻な大気

汚染に端を発してPM2.5が社会問題となり,2013年3月には注意喚起のための暫定指針値

が設定された.これを契機に常時監視体制の整備が進むとともに,各方面で様々な調査・研

究が精力的に行われ,実態の把握や発生源寄与の解析,健康影響の解明などにおいて多くの

成果が出された.しかし,近年PM2.5濃度は下がってきている状況にあり,相対的にPM2.5

の重要度も下がりつつある.

本企画では,こうした10年の動向と成果を振り返り,これまでにわかったことや今後の

課題を俯瞰的に整理するとともに,この10年で得られた知見や経験の中で,大気環境問題

に携わる我々が共有すべき点は何か,また,後継に残し伝えていくべき点は何か,大気エア

ロゾル全体の問題,あるいはエアロゾル以外の様々な大気環境問題という視点も持ちながら

議論したい.


座 長: 長谷川 就一(埼玉県環境科学国際センター)

プログラム:

1. 基調講演

PM2.5の過去・現在・未来

新田 裕史(国立環境研究所)

2. 各分野からの講演

微小粒子状物質(PM2.5)観測クロニクル

高橋 克行(日本環境衛生センター)

PM2.5の高濃度イベント観測・解析でわかったこと -自治体の取り組みについて-

山神 真紀子(名古屋市環境科学調査センター)

PM1との並行観測から見たPM2.5の長期トレンド

米持 真一(埼玉県環境科学国際センター)

レセプターモデルによるPM2.5発生源寄与解析の進展

飯島 明宏(高崎経済大学)

排出インベントリに見るPM2.5対策

森川 多津子(日本自動車研究所)

PM2.5の影響評価と影響発現メカニズムに関する実験的研究の進展

高野 裕久(京都大学)

3. 総合討論