J-Projectオンラインセミナーは2020年5月から開始されました。今年度は初めてセミナーを受講される先生方へ向けた「第7期J-Projectオンラインセミナー(入門編)」、これまで開催されたセミナーを受講済みの先生方へ向けた「2025 J-Project オンラインサロン(中・上級編)をそれぞれ開催いたします。
第7期オンラインセミナー(入門編)
矯正治療の真髄は、動かしたい歯を目的のところまで確実に動かすことです。それを実現したのがTADs(アンカープレートとアンカースクリュー)です。これらTADsの有効利用の基本は適切な外科処置です。そのことはワイヤー矯正にせよ、アライナー矯正にせよ変わりはありません。とりわけ骨格的不調和を伴うケースについては矯正歯科単独で対応することには限界があり、口腔外科との連携が必須です。すなわち、現代の矯正治療は、矯正と外科が密接に連携したハイブリッド矯正治療と言い換えることができます。本セミナーでは、SAS(Skeletal Anchorage System)とSurgery Firstの開発者である菅原準二先生と長坂浩先生が約30年にわたって連携治療を進めてきたすべての知見を長期経過症例も交えて分かりやすくお伝えします。矯正治療に対するものの見方が変わるかも知れません。
開催要領
全12回の開催で、日曜日20:00~22:00の2時間講義+質疑応答
(後日全員に講義録画を配信。セミナー開催後一年間はいつでも視聴可能。ハンドアウトも配信)
定員
20名(先着順)
このセミナーを受講するメリットは?
□矯正歯科医と口腔外科医が連携することによっていかに矯正治療の適用範囲を広げることができるかと知ることができる。
□CDS分析による骨格的不調和の鑑別診断など、矯正診断に関わる基礎知識を知ることができる 。
□成長期患者に対する1段階治療と2段階治療の概念と進め方を知ることができる 。
□SAS(アンカープレート)を利用した矯正治療の全てを知ることができる 。
□アンカープレート埋入手術の詳細を知ることができる
□外科的矯正について従来法から最新のSurgery First法まで、全てを知ることができる 。
□顎矯正手術の実際と注意点を知ることができる
□SASやSurgery First によってリカバリーした再治療例(失敗例)を多数知ることができる 。
□顎顔面包括歯科治療(IDT: Interdisciplinary Dentofacial Therapy)によって対応した難症例や咬合崩壊症例を多数知ることができる
□多くの長期経過症例から矯正治療や外科的矯正治療の真髄を知ることができる 。
第7期オンラインセミナーチラシ
2025 J-Project オンラインサロン(中・上級編)
J-Projectオンラインサロンは、これまで6回開催されたJ-Projectオンラインセミナーを受講済みの先生方が対象になります。スケレタルアンカレッジとサージェリーファーストを実践できることを目標にして、より良い治療ゴールの設定と予測実現性の向上を目指すことを目的としています。具体的には、我々が臨床現場で経験したさまざまな長期症例や、これから治療を開始する症例、さらは現在治療中の興味深い症例などについて情報を共有して、このオンラインサロンを受講者とフランクに話し合える場にすることです。したがって、毎回のトピックを予告限定せずに、受講者の希望を取り入れながら臨機応変に講師がその都度話題を提供します。
開催要領
全12回の開催で、日曜日20:00~22:00の2時間講義+質疑応答
(後日全員に講義録画を配信。セミナー開催後一年間はいつでも視聴可能。ハンドアウトも配信)
定員
20名(先着順)
2025 J-Project オンラインサロンチラシ