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JpegcollはJPEG画像の修正を支援するWindows用のツールです。
JPEG画像は画像を修正してもう一度保存すると画質が劣化します。これはジェネレーションロスと言われています。しかしJpegcollを使えば画像を修正した後、修正した部分のみを再圧縮することでジェネレーションロスを最小限に抑えることができます。
Jpegcollの使い方はこちら
Jpegcollのダウンロードはこちら (Ver.1.05 2022/6/28)
JPEG画像を修正することでジェネレーションロスはどれくらい発生するのでしょうか。またJpegcollを使えばどれくらい抑えることができるのでしょうか。ここからはテスト画像を例に見ていきます。
次のようなJPEG画像を修正していきます。大きさ640x480、画質90の122KBのJPEG画像です。
(以後の画像はすべてクリックで拡大できます)
オリジナルJPEG画像
次のような文字をJPEG画像の上に重ねてから再びJPEG圧縮をします。画像は透過PNGファイルで文字の部分以外は透明です。
重ね合わせる画像(透過PNG)
画質100で圧縮しました。パッと見は文字が入った以外は変わってないように見えます。
元の画像と差分をとったのがその右の画像です。灰色の部分が変わってないところ、灰色から離れている部分が変わっているところです。"Test"の文字以外にも結構変わっています。(差分は強調しています)
修正後JPEG画像(画質100)
差分画像(画質100)
今度は画質を元のJPEG画像と揃えて画質90で再圧縮しました。差分を見ると画質100の時よりも変わっている部分が少なくなっています。しかしまだ”Test”の文字の周辺以外にも変わっている部分があります。
修正後JPEG画像(画質90)
差分画像(画質90)
Jpegcollを使って圧縮しました。差分画像を見ると"Test"の文字の周りは変わっていますが、それ以外では変化した部分はありません。
修正後JPEG画像(Jpegcoll)
差分画像(Jpegcoll)
このようにJpegcollを使うことでJPEG画像を修正して再圧縮したときのジェネレーションロスを最小限に抑えることができます。
Jpegcollのダウンロードはこちら