多職種連携のNew normal
座長:豊田喜弘 先生 喜多方市地域・家庭医療センター
福井 謙 先生 モミの木クリニック 院長
橋本紀子 先生 居宅介護支援事業所はすのみ
大野あや子 先生 訪問看護ステーション・エフズ
「多職種連携って大事だよね」
プライマリ・ケアに従事する医療・介護職であれば誰もが口にしたことがあるような言葉である.しかしコロナ禍における現在,その多職種連携の大事さが改めて問われている。
“密”の問題は在宅医療の現場における多職種連携のあり様を変えてしまった。それは一見,退院前カンファレンスや担当者会議などの連携においてオンライン化を加速させた程度にみえるが,果たしてそれだけだろうか。またそもそも私たちがしていた多職種連携とはなんだったのか。お互いを知りあう程度のレベルだったのか,文書や業務上のやり取りをするレベル,またはチーム形成をするレベルだったのか。
今回のシンポジウムでは,地域で実際に連携をしている在宅医,訪問看護師,ケアマネージャーが登壇者となり,それぞれコロナ禍により連携のあり様がどう変化したかや何を考え,何を行っているかなどを発表してもらう.さらにディスカッションを通じて,多職種連携はなぜ大事かを改めて振り返り,多職種連携のNew normalを見出していけるような時間としたい.
福井 謙 先生 モミの木クリニック 院長
所属:モミの木クリニック 院長
略歴:
2004年 順天堂大学医学部卒業
2015年 モミの木クリニック 院長
日本プライマリ・ケア連合学会認定 家庭医療専門医・指導医
橋本紀子 先生 居宅介護支援事業所はすのみ
略歴:
1996年 船引在宅介護支援センター勤務
2005年 居宅介護支援事業所勤務
2015年 居宅介護支援事業所はすみの
大野あや子 先生 訪問看護ステーション・エフズ
1992年 公立岩瀬病院附属高等看護学院卒業
同年 坪井病院勤務
1997年 静岡県立病院勤務
2001年 谷訪問看護ステーション
2009年 南東北訪問看護ステーション勤務
2015年 訪問看護ステーション・エフズ 管理者