日ごろから日本禁煙推進医師歯科医師連盟の活動にご高配いただき、まことにありがとうございます。
このたび、2025年3月1日(土)・2日(日)に埼玉県和光市の国立保健医療科学院において、第34回日本禁煙推進医師歯科医師連盟学術総会を開催する運びとなりました。
国立保健医療科学院は、国立公衆衛生院、国立医療・病院管理研究所及び国立感染症研究所の一部を統合し、保健医療事業及び生活衛生に関係する職員並びに社会福祉事業に関係する職員等の養成及び訓練、並びにこれらに関係する調査及び研究を行う新たな機関として平成14年(2002年)4月に設置された厚生労働省直轄の試験研究機関です。
たばこ問題についても、旧国立公衆衛生院時代から積極的に取り組みをさせていただいており、現在では、WHOのたばこの分析と研究に関して研究協力センターとして国際的な分析法やFCTC9条、10条の履行に向けた活動をしています。また、加熱式たばこの健康影響についても研究を展開しております。今回の総会はそのような会場で開催させていただくという特徴を活かして、総会終了後にラボツアーを企画させていただきました。ご参加の皆さまには、研究の現場を視察していただき、論文や報告書を読んだだけではわからないような裏の裏までご理解を深める機会にしていただければ幸いです。
和光市は池袋駅から電車で15分と都心に近く、羽田空港ご利用の場合は直通のリムジンバスもあるので(思ったより)便利な場所に位置しています。総会終了後に一足伸ばせば観光名所の小江戸川越も訪れることが可能です。年度末の3月でご多忙とは思いますが、ぜひお越しいただき、たばこ問題への議論を交わすとともに春の始まりを感じていただければと思います。関係者一同、皆さまの参加を心からお待ちしております。
第34回日本禁煙推進医師歯科医師連盟学術総会
大会長 牛山 明
国立保健医療科学院生活環境研究部 部長