全国社会科教育学会第70回全国研究大会

20211023日(土)[~117日()]


第70回大会において,活発な研究交流とご議論をいただきましたことに,改めて感謝申し上げます。

第71回大会は福岡教育大学が会場校となります。


広島大学から福岡教育大学へ襷をつながせていただきます。

次年度の第71回大会も引き続き,何卒よろしくお願い申し上げます。

全国社会科教育学会第70回全国研究大会は全ての日程を終了しました。

活発な研究交流とご議論をいただきましたことに感謝申し上げます。

自由研究発表は2021年11月7日(日)に終了しました。

課題研究・シンポジウムは2021年10月23日土曜に終了しました。

本大会への問い合わせは下記のフォームへお知らせください。

https://forms.gle/nmJy1pPRQ4p2bxwS9

第70回(2021年度)全国社会科教育学会

  全国研究大会(オンライン&オンデマンド開催)のご案内


                    全国社会科教育学会会長

                第70回全国研究大会実行委員長

木村 博一

緑の候,会員の皆様におかれましては,ご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて,本年度の全国社会科教育学会全国研究大会を下記の要領にしたがって開催する運びとなりました。会員の方々はもとより,社会科教育に関心をお持ちの会員以外の方々も,広くご参加くださいますように,ご案内申し上げます。

つきましては,研究大会への参加,自由研究発表への申し込み等について,期日までにお知らせいただきますように,お願い申し上げます。

Ⅰ 大会要項

1.主   催  全国社会科教育学会

 2.後   援  日本教育大学協会第二部門社会科教育部門

広島県教育委員会,広島市教育委員会,東広島市教育委員会

 3.期   日  20211023日(土)[~117日()]*

 4.場   所  広島大学教育学部からのオンライン&オンデマンド開催


 5.大会テーマ  民主主義社会と社会科における多様性と包摂

-分断が進む社会の中での教育的使命とは-

          70回の全国研究大会の節目に,分断が進む世界と社会の中で,社会科教育が改めて担うべき教育的使命とは何か。民主主義社会と社会科における多様性と包摂を視点として,社会科が果たすべき新たな社会と市民の創造に関する展望を模索したい。


課題研究・理事会・シンポジウム・総会は10月23日(土)オンラインで開催しました

自由研究発表は10月24日(日)から11月7日(日)までの期間に電子掲示板でのオンデマンドで開催しました。

Ⅱ 大会企画

 1.シンポジウム

「多様性と包摂の可能性を創出する社会科の学習評価・実践・研究」

○ 趣 旨 説 明

近年の社会科においては実践と研究の親和性が高まる傾向にある。この数年の本学会シンポジウムでも話題となってきているが,一昔前と比べると学会での議論と学習指導要領・教科書・学校現場との距離は縮まっている側面も多く,社会科を取り巻く実践や研究の環境も,表面的には落ち着いた状態にあるようにも感じられる。

しかしながら,いま学校現場や大学の置かれた全般的な環境や状況は,深刻度を増してきている。また,現実の社会を見渡すと国内外共に,これまでは見えづらかった様々な諸問題が多くの人々の生活の中で顕在化してきている。選択と集中の名の下に進められてきた世界的な構造改革のうねりは,私たちの社会において立場と立場の間に大きな壁を創り出し,その壁の内と外での排除による耐えがたい格差を生み出してきている。誰一人として取り残さない,との理念に基づく国際的な開発目標などが広く訴えかける背景には,何らかの障壁の内部の立場で安定と安心を謳歌する人々がいる一方で,その外には多くの排除された人々が内側の論理の配下で個々の人権や尊厳を侵され続ける世界や社会の現実が横たわっている。

 このような分断が進む現実社会において,学校の中での社会科はいまどこへどのような眼差しを向けるべきか。例えば,我々が良かれと思い込み突き進んでいる社会科の実践や研究のあり方が,現実社会の分断の一翼を担ってしまっている危険はないだろうか。社会科の学習評価と実践と研究において,我々が期待する方向性と学びの主権者たる児童生徒の学習の実態との間に障壁を創り出していないだろうか。一人一人の児童生徒に民主主義社会における市民としての多様性と包摂の可能性を創出する社会科の学習評価・実践・研究のあり方についての点検・検討と活発な議論を本シンポジウムでは期待する。

   ○ コーディネーター 木村 博一(広島大学)

              國分 麻里(筑波大学)

   ○ シンポジスト 井上 奈穂(鳴門教育大学)

神野 幸隆(香川大学)

橋本 康弘(福井大学)

   ○ コメンテーター  棚橋 健治(広島大学)

              谷田部玲生(桐蔭横浜大学)

オペレーター 渡邉 巧 (広島大学)

2.課題研究

シンポジウムでの議論の前に展開される課題研究では「民主主義社会と社会科における多様性と包摂」との大会テーマに,より個別具体的に迫っていきたい。初等社会科,中等社会科における多様性と包摂の現状と課題とは何か,社会科の多様性と包摂に関する国内外の学術的研究の現状と課題とは何か。課題研究とシンポジウムを通した議論の深まりを期待する。

  

  ①初等社会科における多様性と包摂

コーディネーター  新谷 和幸(長崎大学)

松岡 靖 (京都女子大学)

   ○ オペレーター 永田 忠道(広島大学)


  ②中等社会科における多様性と包摂

コーディネーター  磯山 恭子(国立教育政策研究所)

           桑原 敏典(岡山大学)

オペレーター   草原 和博(広島大学)


  ③多様性と包摂に関する社会科の研究潮流

コーディネーター  唐木 清志(筑波大学)

川口 広美(広島大学)

オペレーター   金 鍾成 (広島大学)

3.自由研究

 自由研究発表は「電子掲示板」を利用したオンデマンド方式で行います。近接する発表題目等により構成する分科会ごとに個別の電子掲示板を用意します。各分科会では,この電子掲示板を経由して,発表者が発表資料へのリンク(ご自身のクラウド等)を貼った上で参加者が発表に対してコメントを残すことで議論や質疑をおこないます。発表者には10月23日(土)までに電子掲示に、任意のクラウド(google drive,drop boxやone driveなど)を使用して発表資料をアップしていただきます。発表資料はパワーポイントやPDFだけでなくあらかじめ収録した発表映像(You Tubeなど)の掲載も構いません。発表資料や発表映像,15分程度の分量を目安といたします。機器操作の個別サポートは対応できませんので,あらかじめご了承ください。
 電子掲示板の発表者向けの事前公開(URLの通知)の日程は,10月14日(木)頃を予定しております。発表者以外の参加者への公開は,10月24日(日)~11月7日(日)となります。各分科会には,座長(コメンテーター)1名を依頼予定です。

Ⅲ 参加申し込み

1.参加費

大会参加費3,000円(発表要旨集録の郵送費を含みます。集録は冊子体のみ刊行します。

・ 領収書とオンライン&オンデマンドの接続情報は発表要旨集録の郵送時に同封します。

・ 大会参加費は最寄りの銀行ATM等から下記の口座へ925日(土)までにお振り込みください。振込依頼人名は参加申込者のお名前でお願いいたします。振込手数料は各自でのご負担をお願いいたします。

【ゆうちょ銀行からの大会参加費のお振込みの場合】

口座番号:15160-13232171

口座名義:全国社会科教育学会研究大会実行委員会

【その他の金融機関からの大会参加費のお振込みの場合】

名:ゆうちょ銀行

店  名:五一八

店  番:518

預金種目:普通

口座番号:1323217


2.参加申し込み

  ・参加申し込みフォームhttps://forms.gle/JxDJ5tjut8YZ4qhYAから925日(土)までにお知らせください。参加申し込みと大会参加費の入金を確認でき次第,オンライン接続の情報等を個別に郵送いたします。10月旬以降を予定しております。

Ⅳ 自由研究発表申し込み

【自由研究発表の申し込みの前に下記のご確認をお願いします。】

①自由研究発表は会員のみが申し込み可能です。

②連名による共同研究発表は会員である筆頭発表者が申込みをしてください。

③筆頭発表者以外は非会員も名前を連ねることができますが参加費の納入と参加申し込みは必ず全ての発表者が各自で行ってください。

④共同研究発表のために同様の演題で2件以上の申込みをする場合は各件の筆頭発表者が異なる者である場合に限り受け付けます。

⑤上記の共同研究発表に名を連ねた者のうち筆頭発表者でない会員は、その共同研究発表とは別に単独で発表申込みをすることができます。

⑥発表要旨原稿のフォーマットと提出方法,下記の「V発表要旨集録の作成」をご確認の上、ご作成ください。


【自由研究発表の申し込みに際しては特に下記の点をご留意ください。】

*自由研究発表の内容と題目は本学会及び他学会の研究大会及び学会誌に未発表のものに限ります。自由研究発表の申し込み後に,参加費の納入と参加申し込みは必ず全ての発表者が各自で行ってください。

*自由研究発表申し込みフォーム(https://forms.gle/LrhZwcdTs6XEbaLZ7から731日(土)までにお知らせ  

 ください。

Ⅴ 発表要旨集録の作成(参加者の皆さんへ大会前日までに郵送の予定)

    自由研究発表の発表者は,発表要旨集録の原稿を828日(土)必着で、下記のフォームから送信してください。「ワード」と「一太郎」文書のみ受け付けます。
 発表
要旨提出フォーム(https://forms.gle/TRw2UFLne63hmZfRA
大会発表要旨集録執筆要領はこちら

     ・大会発表要旨フォーマットはこちら
原稿の書式は、上記の
リンク(Google drive)からダウロードをお願いします。

Ⅵ 広報・問い合わせ先等

1.大会情報の発信

  ・ 大会情報は,学会のホームページ、大会サイトで発信して参ります。
  ・ 最新情報は
,学会twitter(https://twitter.com/shakai_jerassをご覧ください。

  ・ URLは「全国社会科教育学会」で検索してください。http://jerass.jp/

   シンポジウムの発表資料は,大会約1週間前に学会ホームページもしくは大会サイトに掲載の予定です。

 2.問い合わせ先・大会事務局

   〒739-8524 広島県東広島市鏡山1丁目11号 広島大学教育学部大会事務局:永田忠道・渡邉巧)                   

   各種のお問い合わせは下記フォームからお願いします。回答まで1週間程度のお時間をいただく可能性がございます。

    https://forms.gle/nmJy1pPRQ4p2bxwS9

   ※所属機関(学校等)のアカウントをご使用の場合、ご使用環境のセキュリティ設定によって、Google formやGoogle driveにアクセスできないことがあります。

    その場合は、アカウントをログアウトするなど、別のネット環境からのアクセスを試してください。

*重要な期限*

731日(土)自由研究発表の申し込み期限

828日(土)発表要旨集録の原稿提出期限

925日(土)大会参加申し込み期限,大会参加費の納入期限

・10月14日(木)~10月23日(土)自由研究発表・発表資料の電子掲示板への投稿期間

・10月24日(日)~11月7日(日)自由研究発表の電子掲示板の参加者向け公開