第61回日本放射線腫瘍学会生物部会学術大会・第52回放射線による制癌シンポジウム
群馬大学重粒子線医学研究センター
世話人 髙橋 昭久
この度、生物部会が発足してから60周年を迎える節目の年に、群馬(前橋)で、学術大会を開催できることをたいへん光栄に思っております。今回、大会1日目に行う生物部会学術大会において、60周年記念講演を小野公二先生に依頼いたしました。これまでの本部会の取組みを再確認し、これからの活動の道標となることを願っております。他にも、がん転移機構の教育講演を星野歩子先生に、欧米留学講演を佐藤浩央先生、西賀容子先生に依頼いたしました。また、大会2日目に行う放射線による制癌シンポジウムにおいて、がん患者を本当に治すという特別講演を河野隆志先生に依頼いたしました。二つのシンポジウム、①臨床試験の現状とこれから、②放射線治療につながる新たな基礎研究を計画しており、基礎と臨床の活発な対話が繰り広げられることを願っております。さらに、多くの方の発表の場として、生物部会学術大会において、口頭発表およびポスター発表を募集いたします。なお、自己申告による若手研究者の募集演題から優秀発表奨励賞の選考を予定しております。是非、奮って研究成果をご発表ください。
群馬でもっとも歴史のあるルネサンス様式の公会堂・群馬会館(国の登録有形文化財)で、各講演は2階の多目的ホールにて、情報交換会は1階の大理石をふんだんに使用した大広間で開催予定です。オンサイトでの交流はもちろんのこと、オンライン配信を併用したハイブリッド形式にて開催いたしますので、状況に応じて参加方法をお選びください。スタッフ一同、多数のご参加を心よりお待ちいたしております。