2023年7月9日(日) 13:00-16:00
Society5.0 構想により新しいテクノロジーの導入が推進され、そのもとで教育のあり方も見直されようとしています。またコロナ危機により、それはさらに加速されつつあると思います。本研究はこの動向に焦点を当てて、これらを推進する教育政策の論理と展開過程を把握し、教育統治の構造の解明に取り組むことを課題としています。
1年目の大会では、その第一弾としてコロナ危機の下での学校と教育政策、特に一斉休校について振り返り、検証を行うとともに、中央での政治過程を検討しました。
2年目の大会は、ICT教育について国際動向を踏まえながら教育論の視点から、またGIGAスクール構想等のICT教育政策の分析を行い、ICT教育と公教育の今後について議論しました。
最終年度の今大会は、公教育と民間教育産業の関係や「個別最適な学び」をどう捉えるかに焦点を当てて議論します。この3年間の間にも政策はめまぐるしく変転しており、それらも含めて包括的に検討したいと考えています。
■登壇者
広瀬 義徳 氏 (関西大学)
柏木 智子 氏 (立命館大学)
高嶋 真之 会員 (藤女子大学)
【研究推進担当:横井敏郎・児美川孝一郎】
会員外の方でご参加を希望される方は、「参加方法」ページよりお申し込みをお願いします。