ジビエ情報

■捕獲鳥獣のジビエ利用を巡る最近の状況(農林水産省 2023年7月発表)

全国の734処理加工施設において、令和3年度に処理されたジビエ利用量は2,127トンであり、 平成28年度と比べて1.7倍に増加。 ジビエについては、外食産業での利用の拡大・定着や、ペットフードなどの新用途の開拓により、これまで着実に利用量が増加している。 ○ この流れを更に進めるため、利用可能な個体のフル活用等により、ジビエ利用量を増加させ、令和元年度の水準から令和7年度まで に倍増(4千トン)させることを目標とする。 ○ 目標達成に向け、需要開拓や国産認証制度の普及を図るとともに、人材育成やモデル地区の取組の横展開を進めるなど安全・安心 なジビエの供給体制の整備を推進する。併せて、利用者向け産地情報のネットワーク化に取り組む。 

●ジビエのペットフード可能性

現状でいうと、端材、売れ残り部位等をペットフードで提供することが多いと思います。しかしながら、中型犬を飼育されている方は、ペットの食費として月額数万円かけている方も珍しくありません。その方達は、通常販売されているジビエのペットフードでは飽き足らず、人間が食すような品質のジビエを希望する方も多くなっています。ISPフーズ出店社で、ペットフード販売で成功した事例です。

・商品・・・従来の乾燥タイプや、規格外品質の安価なものではなく、ペット仕様の商品。ターゲットは、中型犬飼い主。ターゲット理由は、中型犬飼い主は富裕層が多く、餌代も月数万円かけているのも珍しくない。またペットの健康を考慮しヘルシーなペットフードに関心が高い。その関心に刺さるような商品、商品説明を作成

■具体的商品名と、商品説明

「最高級愛犬スタンダード・デリシャス  逸品最高級愛犬スタンダード・デリシャス 逸品」単価1,916円/kg

販売最小ロット7.2kg13,800円 (税込) 全国の愛犬家さんで流行っております愛犬ジビエです。

調味料なし完全無添加ならではの大地の味(^^)鹿の特徴を引き出してると大人気です。 作り方は簡単です。真空パックのまま湯せんで加熱するだけです☆彡 これにより肉が柔らかくなり・鹿と野菜のだし汁がしっかりとでます。野菜はあらかじめ少し加熱しております。

・販売施策

ISPフーズで商品を掲載。自社のインスタグラムでベットフードを掲載。愛犬家向け、ヘルシーペットフード商品であることを強調。毎日インスタグラムを更新。

・成功要因

インスタグラムを見た、ある愛犬家の方が購入。購入後の評価が高く、愛犬家の方は横のつながりが強く、インスタグラムを含めたSNSで、他の方に紹介され、紹介の輪が広がりISPフーズを通じ、個人ではあるものの、累計100人ほどが購入。今では固定客のリピートだけで、年間1,000万円の予約がある状況。