エアロゾルと飛沫感染・空気感染

日時:2022年4月26日 (火) 15:00~16:30

開催方式:Zoom

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参加費:無料

当日の資料は配布しておりません.

本講演の関連著書をご参考ください.

エアロゾルと飛沫感染・空気感染, エアロゾル研究, 2021年 36巻 1号 p.65-74

 COVID-19がパンデミックとして顕在化してから、「飛沫感染」、「空気感染」、「エアロゾル感染」等の用語についての解説記事を数多く目にするようになった。しかしながら、少なくとも和文の記事に関して、エアロゾルという言葉を正しく説明し、かつCOVID-19以前の膨大な研究論文の蓄積を客観的に踏まえて解説しているものは希少である。私は、エアロゾルと飛沫感染・空気感染に関する知見を体系化することを目的として、2021年3月のエアロゾル研究誌上に総説を発表した。

 本講演では、上記総説の内容を簡単に紹介するとともに、それ以降に発表された様々な論文をレビューする。その上で、現状で分かっていること・分かっていないことをエアロゾル科学の立場から俯瞰的に議論する。

講師:東京都立大学 教授 竹川 暢之 

◇略歴

1996年  東京大学 理学部 地球惑星物理学科 卒業

2000年  名古屋大学 太陽地球環境研究所 助手

2002年  東京大学 博士 (理学)

2002年  東京大学 先端科学技術研究センター 助手

2003年  東京大学 先端科学技術研究センター 助教授

2014年  首都大学東京 大学院理工学研究科 教授

(2020年度より東京都立大学 大学院理学研究科に改組)

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