ウイルス感染対策としての換気の考え方

日時:2022年4月18日 (月) 15:00~16:30

開催方式:Zoom

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参加費:無料

当日の資料は配布しておりません.

本講演の関連著書をご参考ください.

ウイルス感染対策としての換気の考え方, エアロゾル研究, 2021年 36巻 4号 p.246-252

 2019年末から始まった新型コロナウイルス COVID-19 による世界的なパンデミックは,いまだに終息の兆しが見えない。このような未曾有の事態が続く中,われわれはどのように感染対策すべきなのか,ウイルスの感染メカニズムをよく理解した上で技術的な側面から効果的な対策手段を見極め,実行していく必要がある。ウイルス感染対策の一つとして,換気の重要性が早い時期から論じられている。しかし,換気対策についてはいまだ誤解や過信も多いように見受けられる。

 本講演では,ウイルス感染対策として換気が効果的なのはどのような場合なのか,またどのようにすれば効果的な換気を実現できるのかについて,これまで得られている技術的知見に基づき解説する。

講師:芝浦工業大学 教授 諏訪 好英

◇略歴

1983 東京理科大学理工学部機械工学科卒

1983~1992 東芝 生産技術研究所

1992~2014 大林組 技術研究所

1996 東京工業大学より論文により博士号取得

2003~2006 東京工業大学 客員助教授、2009~2012 同 客員教授

2014~ 芝浦工業大学工学部機械工学科教授

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