「三社柿」は南砺の原産種で、特徴的な粘質土の土壌を有するここ南砺市でしか育たない渋柿と言われています。また、他の渋柿よりも大きい実に育つのが特徴です。医王山の麓に広がるいわざき農園でも、この「三社柿」を使って毎年多くの干柿を生産しています。
収穫された三社柿は、機械を使い1つ1つ丁寧に皮を剥きます。その後、いわざき農園は乾燥機や練炭を使い、何度も乾燥作業を重ねて渋みを抜いていきます。生産した干柿は「富山干柿出荷組合連合会」に出荷し、名産「富山干柿」として、県内外・海外に販売されます。