2025.09.01 「災害弱者のそなえ」を もう一度考えてみませんか?
災害が起きるのは心配で、切実な不安があるけれど、まずは避難所まで移動できない。移動できたとしても避難所で過ごせるんだろうか。そんな言葉ばかりが聴こえている障害者周辺では、ちょっと悲観的な避難所。
そこで、出前講座を開き、役員会が予習しました。
8月20日水曜日午後 ふれあいセンター3階
テーマは「避難所について知ろう」
参加者は
今年度の障害者連絡協議会役員の8人と会員4人
市民プラザの岡本さん
障害福祉グループの水谷グループ長
社会福祉協議会の若杉局長と星野さん
講師は
協働安全課の 梶東さんと石井さん
梶東さんは消防署からの出向、石井さんは警察官出身で、阪神淡路大震災や東日本大震災の現場で活動した経験のあるベテラン職員さんです。
まず始めたのは、岩倉市で震度6強の地震が発生して15分後の小学校体育館。どんな状況になるかを想定し、テーブルの上に広げられた体育館の見取り図でシュミレーションする、HUG(避難所運営ゲーム)というグループワーク。
高齢者を含む家族、乳幼児連れの家族、障害を持つ人、妊婦さん、ペットを連れてくる人、負傷者や発熱のある人を含む家族。入口での受付は誰がするか、救援物資はどこに置くか、通路をどう配置するか、
仮設トイレはどこに設置するか。グランドや校舎内の部屋を含むスペースをどう割り振るか。全壊や半壊、火災などで自宅に帰る見通しが立たない人。断水、電気やガスの不通も想定されます。
地域全体が被災地。市民全員が被災者。行政の方も鍵は開けに来るものの、各避難所を設営、運営を続けられる保証はありません。
どうしよう、どうしようとみんなで考え、それぞれの障害も考え合わせながら知恵を絞った1時間半。あくまでもシュミレーションではありますが、頭の中でぼんやりイメージしていたのと違い、臨場感のある体験ができました。
「避難所に行けば安心」なのではなく、自分の安心できる場所にいるのが一番。
「まずはそなえをしましょう」と梶東さん。自宅にそなえが充分あれば。近所に安心できる建物や知人がいれば。水や食料やトイレのそなえはそれぞれができます。自分や家族に必要なそなえをもう一度確認してみることが必要です。
「『災害時の要援護者登録』も大切なそなえです」と水谷さん。いざというとき、ひとりだけ、家族だけで困らないよう駆けつけられる距離に住んでいる信頼できる方とふだんからつながること。福祉課障害福祉グループの窓口で相談、要援護者登録をすることで、行政や消防などが避難や避難生活をたすけることができます。
今回は障害者連絡協議会役員と、聴覚障害、視覚障害、肢体不自由児者父母の会、グループホームの事業所の方に加わっていただき学習会をしてみました。
今年度、市民プラザが企画している「住みよいまちづくり講座」では、2026年1月25日 障害者の状況を理解していただきながらみんなで学ぶ、同様のHUG講座を計画しています。
地域の人たちの中で、不安を感じている障害者自身の声を伝え、災害弱者への理解を深めるために、多くの方の参加で有意義な講座にしたいですね。
2025.09.01 「こいのぼりブラザーズ」 活躍しています!
昨年秋、きっと今より輝く実行委員会が開いた「どど~んとずいほうたいこ」で司会をつとめた「こいのぼりブラザーズ」。
(特別支援学校OBでB型事業所に通う、仲良しふたりのユニット)
明るく元気な雰囲気を買われて、この夏は、名古屋市で開かれたイベントでも活躍しています。
2025年8月3日
真夏のホンワカフェス
「もっとも自由な人たち vol12」
(特定非営利活動法人希望の園
認定特定非営利活動法人ポパイ 主催)
私たちのイベントから生まれたユニットが、活躍の場を広げています。
だれもが輝くことができる そんな機会を、これからも増やしたいものです。
2025.08.07 ライトサロンいわくら(視覚障害者と家族の集い)から 嬉しい報告です!
毎月第1日曜日にふれあいセンターで開いている「ライトサロンいわくら」。
第91回目を迎えた8月3日に、嬉しいお客様が来てくださいました。
子どもたちにプログラミングを学ぶ機会を提供する団体 CoderDojo Owari(コーダー道場尾張)の小学生グループ InfinitiGirls の4人と保護者の方々。曽野小学校と南小学校に通うこの4人(曽野小学校6年:山田葉月さん4年:山田美月さん、南小学校5年:櫻井彩萌さん3年:櫻井瑛菜さん)は、視覚障害を持つ人たちの困りごとに役立つアプリを作ろうと、今までに何度かライトサロンを訪れ、どんな困りごとがあるのか、どんな手立てがあれば暮らしやすくなるのかを直接教えてもらいながら、外出時にスマホが障害物や信号の情報を音声で知らせたり、助けが必要な時に、あらかじめ登録した支援者に位置情報を知らせ、音声で連絡がとれるように電話機能に切り替えられるアプリの作成に挑戦。その成果を日本公式ピッチイベントで発表したところ、この夏東京で開かれた全国大会Technovation Girls Japanで受賞、9月にアメリカの Technovationが主宰する世界大会にアジア代表として出場が決まった!という報告をいただいたのです。(今年は世界117か国、33,000名の女の子が参加)
全国大会の舞台では、審査員から、「実際に障害のある方から教えていただく」という姿勢を高く評価されたそうです。
子どもたちからは、「教えてくださってありがとうございました」との声。
ライトサロンの参加者からは、「こんなに一生懸命自分たちの事に関心を持って取り組んでくれたことが嬉しい。涙が出ました」とお礼と祝福の声があがりました。
また、このテーマを取り上げたきっかけに福祉実践教室があったとの事。長年講師として活躍されてきた船橋さんからは、「役に立てたのなら嬉しい」との声も。
「岩倉市点字くすのきの会」と、岩倉市音訳の会「あめんぼ」のボランティアの協力でコツコツと会を重ねる「ライトサロンいわくら」ですが、この日のお客様に大きな励ましをいただきました。
InfinitiGirlsのみなさんの世界大会の健闘をお祈りします!
受賞を喜ぶ、左から 山田葉月さん、山田美月さん、櫻井彩萌さん
2025.08.07 あみ~ご夏祭りに参加して
7月18日(金)13:30から岩倉市ふれあいセンター 3階視聴覚室兼研修室で、心が疲れているなぁと感じている人や家から一歩踏み出したい人が、無理なくゆるやかに参加できる場所「あみ~ご」の夏祭りが開催されました。
箏曲和音の会による演奏とボーカルや岩井バンド(ギター・ベース・カホン)の生演奏では、みんなで歌を口ずさみ、手拍子で盛り上がりました。会場との和気あいあいのやり取りも楽しく、生音を聴きながらあちこちで話の花が咲いていました。演奏の間にはあみだくじがあり、当選者には景品が用意されていました。
今年の「あみ~ご夏祭り」も“心の居場所”の名にふさわしく、音楽で心が癒された総勢30名を超える方が仲間やボランティアの方々と楽しい時間を過ごしていました。
「あみ~ご」では運営のお手伝いをしてくださるボランティアを募集しています。
岩井バンド(ギター・ベース・カホン)
筝曲和音の会による演奏とボーカル さらにカホン
2025.07.18 あみ~ご 夏まつり
「あみ~ご」は、心が疲れているなあと感じている人や、家から一歩を踏み出したい人が、
無理なくゆるやかに参加できる場所で、精神障害者家族会、ボランティアの人たちにより開催されています。
その「あみ~ご」で夏祭りを行います。仲間やボランティアと楽しい時間を過ごしませんか。
事前に申し込みの必要はありませんので、初めての人もお気軽にお越しください。
○とき
7月18日(金)13:30~15:30
○ところ
岩倉市ふれあいセンター 3階視聴覚室兼研修室
○問合先
岩倉市福祉課 障がい福祉グループ
38-5809
江南保健所 こころの推進グループ
56-2157
社会福祉協議会
37-3135
2025.05.20 令和7年度 岩倉市障害者連絡協議会 総会と意見交換会が開かれました。
5月15日(木)午後1時30分~3時
ふれあいセンター 3階 研修室兼視聴覚室
総会では、令和6年度事業報告・令和6年度収支決算報告・会計監査報告・令和7年度事業計画・令和7年度収支予算案・新役員案がすべて承認・可決されました。
今年度の新役員は
会長 石黒常正(しらゆり会)
副会長 水越裕美(個人会員)
会計 徳重愛子(個人会員)
監査 河村典子(肢体不自由児者父母の会)
理事 長崎成吉(ライトサロン)
金治弘樹(個人会員)
鬼頭真由美(肢体不自由児者父母の会)
水野孝司(個人会員)
どうぞよろしくお願いします。
総会に引き続き行われた意見交換会では、ご出席をお願いした社会福祉協議会局長、次長、岩倉市福祉課長、障害福祉グループ長もご参加いただき、出席した会員のみなさんと活発な意見交換をすることができました。
以下、要旨をお伝えします。
社協局長
障連協は平成13年に誕生。来年で25周年。互いを知ることが大事という考えで創設された。社協の夢コンサートやスポーツフェスティバルもその考えで続けてきた。25年前は車いすの人が町に出ると嫌な顔をされた。法律や制度が変わり、障害者が社会参加しやすくなっているが、人々が集まって理解し合うことが大切だと思う。
社協次長
会員数の減少については、他の団体でも同じ傾向にある。コロナの影響もあるが、町内会や子ども会などでも退会する人が増えている。そんな中でも、所属する人が笑顔で活動していくことが大切だと思う。
福祉課長
個人主義が広がっている。災害時の支援計画などがなかなか進まない。防災訓練に障害者の参加が必要だと思うが、できていない。
障害福祉グループ長
コロナを機に団体活動が低迷している。ただその中で、農業体験活動は活発になっている。屋外活動や自然に触れあいたいという状況が影響しているのではないか。障害者手帳の交付数は増えている。若い世代の人と一緒にできる活動ができると良い。
障害者連絡協議会会長
防災訓練について、今年度は市民プラザが主催する障害者の避難所設営のイベントに、障連協として参加する予定がある。災害を想定してどんな問題があるかを検証するので、多くの人に参加してほしい。
グループホーム運営の新会員Kさん
主に精神障害の人、発達障害の人と関わっている。障害当事者が地域社会の中どのように生活していくのかが 課題。地域のいろいろな情報が欲しい。社協とも繋がりたい。地域の方の理解を深めたいので、今月からマルシェを計画している。周知をしたい。足を運んでほしい。
娘さんが知的障害のMさん
親亡き後を心配している。グループホームが一杯だと聞くと不安。今のところ自分が元気でいるし、相談できる人もいるので大丈夫。
聴覚障害のTさん
生まれつき耳が聞こえない。耳からの情報は全く無い。コミュニケーションに壁がある。自分が聴こえないために手話が必要だとわかると、周りの人がさあっと引いていくように感じる。以前民生委員が訪ねてくれたが、確認をしただけで帰って行ってしまった。地震の時の対応は家族で話し合っているが、避難所で助けてくれる人がいるか不安。外見ではわからない障害なので、聴こえない人だと知ってもらえるようにビブスみたいなものを準備したほうが良いのか?近隣の市町の聾者と一緒に、当事者や通訳者の居住地をマップにシールを貼って作っている。自分たちでできることはしようと勉強はしている。
視覚障害のFさん
Tさんの話を聞いて、自分は全く見えないが、聞こえるのでありがたいと思った。情報はラジオやパソコンなどからも入る。ビブスについては、視覚障害者用の黄色いビブスを持っている。聴覚障害者も聴覚障害の方もビブスを使うと良いと思うが、知らせた結果周囲の人が戸惑うならかえって心配なのかもしれない。
視覚障害のNさん
全く見えないうえに突発性難聴を経験している。視覚障害者は外出したがらない人が多い。昨年度、白杖の講習会を開いたが、講師から「積極的に外出することで周りの理解が深まる」と言われた。民生委員の訪問はこのところずっと無い。高齢者訪問だけだと聞いている。防災訓練の予定を楽しみにしている。
肢体不自由児者父母の会Kさん
―車椅子での外出について―身体が小さく、ベビーカーでの移動なので、困ることは無い。小さな子供が気にして見ているくらい。肢体不自由児者父母の会Iさん 車椅子で移動する娘に話しかけてくれる方が多い。本人も外出や人とのかかわりが好きなので、マスクの下で笑顔いっぱいに応えている。
肢体不自由児者父母の会Nさん
障害のある娘はヘルパーさんと出かけるのが大好き。いろんなところに車椅子で出かけている。
しらゆり会Hさん
自分は精神障害で、知的障害の人や他の障害の人のような困りごとは無い。一人暮らしだが、日中は支援事業所で仕事をしているし、苦手なことはヘルパーさんに手伝ってもらっている。自転車であちこち出かけている。こういう集まりにはできるだけ出て勉強するようにしている。
中途聴覚障害のKさん
社会福祉協議会との直接の関りが無く、どんなしくみかよくわからない。福祉課と社協の利用の使い分けは?また、自分は中途障害で(手話でなく、主にアプリでの文字起しや要約筆記を利用しているので)同じ聴覚障害でも状況が違い、Tさんの不安の気持ちはよくわかっていない。
10数名の出席でしたが、さまざまな障害の方が出席され、それぞれの立場の話が伺えました。年々会員数が減り、活動を続けることに不安がありますが、会員以外の人、障害者と縁のなかった人も巻き込み、集まる機会を作っていく意味は大きいかと思います。
今年度は新しい役員や会員にも加わっていただいているので心丈夫です。
11月に予定されている「ドラムサークル」や市民プラザ主催の防災イベントに取り組みます。今後もいろんな形で参加されたり、ご意見をお寄せください。
2025.04.29 岩倉市障害者連絡協議会 令和7年度総会開催のお知らせ
お知らせ
岩倉市障害者連絡協議会 令和7年度総会開催について
岩倉市障害者連絡協議会では、令和7年度総会を下記の通り開催します。
対象は会員および関係者に加えてこの活動に関心のある方となります。
【日時】令和7年5月15日(木)13:30〜15:00(受付13:00〜)
【場所】ふれあいセンター3階 視聴覚室兼研修室A
【内容】
・令和6年度事業報告・決算報告
・令和7年度事業計画案・予算案
・新役員について
※総会終了後、意見交換会も予定しています。
新年度にあたり、社会福祉協議会、市役所福祉課の皆さんにもご参加いただきます。
3月に開催した茶話会では、それぞれの立場からたくさんの話題が出されました。
今回も、これからに向けたお話をうかがえたらと思っています。
希望や願いを実現するために、伝えたいことを届けるために、
課題を解決するために、そして誰もが住みやすいまちにしていくために—
一緒に考え、声を届ける場にしていきましょう。
みなさまのご参加をお待ちしています!
【問い合わせ先】
岩倉市障害者連絡協議会 会長 石黒常正(Tel: 37-8132)
2025.04.07 沙里香展 「ハタチノカタチ」のお知らせ
岩倉市主催 世界自閉症啓発デー ・発達障害啓発週間活動事業
沙里香展 「ハタチノカタチ」 が開かれます。
ぜひお立ち寄りください!!
日時 R7.4.7(月)~4.12(土)
9時~17時 (初日は12時から)
場所 岩倉市役所 2階ギャラリー
岩倉市栄町一丁目66番地 0587-38-5809
一部先行開催 岩倉市役所2階喫茶 「さくらん坊」
日時 R7.3.24(月)~4.11(金) 土日休み
10時~15時(LO 14時30分)
2025.03.05 第2回 春いちばん 茶話会茶話会
第2回 春いちばん 茶話会を行いました!
3月5日、ふれあいセンター3階研修室にて「第2回春いちばん茶話会」が開かれました。今回は、視覚障害の方がタッチパネルを使う難しさや、介護・ヘルパー不足の問題、災害時の避難について話し合いました。大切なのは、困ったことを声に出すこと。地域のみんなで支え合うことが大事ですね。悩みを一人で抱えず、話すことで気持ちが楽になることもあります。こうした場を大切にし、みんなで考えていきましょう!
第2回 春いちばん 茶話会では こんなことが話題になりました!(2025.03.20更新)
★わたしが日頃感じていること
視覚障害の人の話題
デジタル化で手続きが不安 タッチパネルは使用できない
点字ブロックが必要なところに設置されていない
エレベーターは一人では利用できない
公衆トイレも難しいが、モゾのトイレは音声案内があった!
聴覚障害の人の話題
せっかく配布した「コミュニケーションボード」が利用されていない
コンビニやスーパーなどで当たり前に設置してもらえたら良い
肢体不自由児者父母の会の話題
親が年をとって体がしんどくなってきており、ヘルパーさんを利用したいけれど、人手不足らしく見つからない
精神障害の人の話題
日中は事業所に通っているけれど、いつもいろんな不安がある
病名で他人から怖がられてしまうのではないか、親がいなくなったらどうしよう、お風呂にはいれないこともある など
グループホームを運営する人の話題
おもに精神障害の人が16人利用している
利用者さんがホームと仕事の往復だけでなく、社会参加できる支援をしていきたい。地域の人も理解してほしいという思いがある。
交流の場を作りたくて、施設を利用してのマルシェを計画している。
みのりの里職員の話題
週末は日中一時支援事業をしているが、余暇を楽しめる場所が少ない。
車椅子利用者にとっては公園や道路がデコボコで移動しにくい。
利用者が高齢化して、これからの支援をどうするかが課題になってきた。
生活介護だが働くことが励みになる。下請けの仕事が不安定なのが悩み。
★災害時の心配について
視覚障害の人
まずは小学校にと言われるが、移動が難しいし過ごすことができない。
更に福祉避難所に移ってと言われるなら、家にいる方が良い。福祉避難所は遠いし数も少ない。高齢者のデイケアセンターなどを利用できるようにしてほしい。
聴覚障害の人
防災無線の巡回車が回って来ても聞こえない。
小学校に避難した場合、通訳者は来てもらえるのかな?不安。
肢体不自由児者父母の会の人
車椅子で階段を降りたり、移動するのは難しい。家にいたい。
精神障害の人は
薬が無いと困るので心配している
引きこもり状態の息子は避難所に行けないだろうと思う
福祉避難所に指定されている みのりの里 では
市から委託されて、テント型のパーテションを20個保管しており、当事者一人と介護者一人が滞在できる。災害の発生時刻や状況で誰が利用するかが変わると思うが、みのりの里の利用者限定という訳ではない。
社協の職員は
災害時、社協は災害ボランティアを手配する役割を担うことになる状況を把握して、要援助者の整理やボランティアを募る事になるので、時間のかかる取り組みになる。まずは自分で自分を守るという準備をしてほしい。
市民プラザの職員は
今年度、障害を持つ方に寄り添う立場の方と市民を対象に講座を開いたが、来年度は防災をテーマにしようかという意見もある。市民プラザ自体は避難所になっていないが、市民と活動団体をつなげる役割がある。自助も大事だが周りの人との相互関係も大事だと思う。
★ゲストで参加して下さった名古屋身体障害者福祉連合会の谷川先生の助言
♪ 困っていることを声を出して訴えていくことが必
タッチパネルは視覚障害者だけでなく、車椅子の人、高齢者も困っていることが共通している。人手不足もあり、これからも機械化が進むだろう。
♪ 地域で取り組むと良い。名古屋市はアジア大会があるので、バリアフリーについて当事者が一緒になって取り組んでいる。当事者が声を上げることが大事。多目的トイレのベッドが小さくて、障害者の排泄介助ができないという声から、大きなベッドの設置ができたという話もある。
♪ この会はいろいろな人が参加していて心強い。こうした集まりで、お互いに理解しあうことが大切。地域を変えるには人間同士の関係づくりが必要。
♪ 災害時には、まず隣の人と助け合うのが一番と言われる。
名古屋市では、地域の訓練に障害者も参加している区がある。
自分の地域にこんな方がいるということを知ってもらうことができる。他地域の活動を参考に、学び合えると良いですね。
そのほか、福祉課障害福祉グループの職員さん、基幹相談支援センターの相談員にも参加していただき、話題に加わっていただきました。
総勢29人、いろんな方の参加で、中身の濃い1時間半でした。