イベント情報
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2025
ホログラフィー・ワークショップ+アート作品展2025
第63回千葉大祭において、当研究室と森田・角江研究室、情報工学コースの白木研究室から「電気電子工学コース主催 ホログラフィー・ワークショップ+アート作品展2025」を出展します。
【日時】11/2(日) 10:00~17:00、11/3(月) 10:00~14:00
ホログラフィって何だろう?
私たちは普段どのようにして物体を認識しているでしょうか?
私たちは物体から反射された光を見て物体と認識しています。そのため、この光を再現することができれば、実際に物体が存在していなくとも私たちの目には物体が存在していると見ることができます。これがホログラフィです。
ただ、ホログラフィとは空中に浮かんでいる三次元映像のことと一般的には解釈されているのではないでしょうか?
実際にはホログラフィとは光の現象を利用して三次元の物体を二次元の面に記録する技術のことを指します。イメージ的には写真のように、物体をフィルムに記録するようなものを考えるとわかりやすいのではないでしょうか。一方、二次元に記録されたものはホログラムと呼びます。
私たちの研究室ではこの二次元上のホログラムを計算機上(PC)にて計算する電子ホログラフィについて日々研究を行っています。
特に、電子ホログラフィは計算量が膨大であり、計算量を少なくするための研究や専用計算機を設計して計算速度を早くするための研究に取り組んでいます。
それ以外の研究も行っておりますので、興味がございましたらこちらから研究内容を確認いただけます。
ここからは3つの企画を紹介!
Ⅰ. ホログラムアート作品展示
まるで実在するかのような3Dの感動をぜひ君の目で!
ホログラムとは、平らな面でありながらあたかもその場にあるかのような3次元の物体を見ることができる3Dアート作品です。ホログラムアートを鑑賞する角度に応じて、アート内の物体も見え方が変わります。
本展は日本でも数少ないホログラムアート作品24点を集めた展示会となっています。この機会に、最先端のホログラム技術が生み出す、光と影のダイナミックなアートを体験し、まるでその場に実在するかのような驚きと感動を味わってください。
Ⅱ. ホログラム手作りワークショップ
(所要時間90分~120分、お時間に余裕を持ってお越しください)
自分の好きなフィギュアをホログラムにしてみましょう!
本ワークショップは、レーザー光や化学薬品を駆使してホログラムを作る化学実験教室となっています。ホログラムはお札についている肖像画のように、平面のプレートでありながら立体物を記録し、3D像を観察することができます。
今回のワークショップでは直径4.5cmほどの大きさのフィギュアでホログラムが作れます。こちらで様々なフィギュアを用意していますが、ご持参されたフィギュアでホログラムを作ることができます。参加料は無料で、作ったホログラムはお持ち帰りできます!
【対象年齢】
小学3年生以上
【フィギュアの推奨仕様】
・サイズ:直径4.5cm程度の球に入る大きさ
・色:金、銀、緑、白、黄、オレンジなど、緑色レーザー光を良く反射する色
・材質:プラスチック、金属、陶器など、硬くて動かないもの
【最終受付時間】
11/2(土) 15:30まで
11/3(日) 12:30まで
※参加者多数の場合は当日予約制に変更します。
11/2更新:参加者多数のため、当日予約制に変更しました! 当日10:00から予約受付を開始します。
11/2(土)のワークショップの完成品はこちら!
【11/3(日)の予約枠】
・10:30~12:00:6名
・11:00~12:30:6名
・11:30~13:00:6名
・12:00~13:30:6名
・12:30~14:00:6名
去年のワークショップの完成品はこちら!
Ⅲ. 3次元映像・次世代ディスプレイ展示
未来のテクノロジーに触れるチャンス!
3D映像技術(電子ホログラフィ―)の展示やMR/VRデバイス(Meta Quest)の体験会を開催します。
電子ホログラフィーは、光の性質を利用してあたかもその場にあるかのような3次元の物体を浮かび上がらせる究極の3D映像技術です。伊藤・下馬場研究室では、3D映像が町中に浮かび上がった未来を目指し、電子ホログラフィ―の研究が盛んに行われております。今回はこのイベントのために作った再生装置を使うことで、誰でも簡単に3D映像が楽しめます。
Meta Quest(メタクエスト)は、現実世界を超えて新たな3D体験ができる今話題のMR(複合現実) / VR(仮想現実)ヘッドセットです。ゲームをはじめとしたさまざまな体験を360度のバーチャル空間で体験できます。現実の境界を越え、次世代の驚きに満ちた世界へ足を踏み入れませんか?