第3回石積み甲子園
第3回石積み甲子園
大会内容:高校生が農地の石積み修復技術を競う
開催日時:2025年11月2日(日)9時00分〜16時00分
開催場所:高知県高岡郡四万十町大井川788 付近
参加校:高知県立四万十高等学校、高知県立安芸高等学校、愛媛大学附属高等学校、愛媛県立伊予農業高等学校、徳島県立城西高等学校神山校
主催:一般社団法人石積み学校
協力:公益財団法人四万十川財団、他
後援:四万十町、他
協賛:調整中
環境と共生する技術
空石積みは地域の環境に応じて人間側が合わせる技術であり、古くからある技術でありながら地球環境との共生が求められる時代に有望な技術です。
とりわけ空石積み(以降、石積みと呼ぶ)は近隣にある自然石のみを使うため材料の製造・運搬過程でのエネルギー消費が小さく、環境負荷が低いという特徴があります。
また、石積みは自然石をそのまま使い、セメント等の接着・充填剤を用いないため石と石の間に隙間があり、背後の土とミクロな空間が繋がっているため様々な動植物の住処となり、さらに生物・水・空気を含めた物質の移動路となります。
人を育て、風景を支える
私たちは石積み甲子園を通じて、このような環境と共生する技術を若い人に伝えることができると考えています。同時に石積みは多様な自然環境への細やかな理解を促し、さらに現場をマネジメントするスキル、グループで協力する社会的スキルを身につけ鍛える機会となりえます。
また、中山間地域が石積みの練習会場や大会会場となることで、風景の保全に寄与し、地域毎に細やかに異なる生活文化の多様な知と、それが表出する風景の価値を理解する機会となり、生活知と風景の多様性の保全にも貢献しうると考えます。
石積み甲子園は高校生に参加する機会を平等に提供し、持続的に大会を運営するために開催費用を協賛金で賄っており、協賛していただける方を随時募集しています。
本大会をご協賛していただける企業様を募集しております。協賛額に応じて企業名を告知したり、前日に開催する交流会にご参加いただけます。
本大会協賛していただける個人の方を募集しております。協賛していただいた方には詳細な報告書をお送りし、協賛額によって前日の交流会にご参加いただくことができます。