インターン生の声②

阿部萌栄香さん

関西学院大学

2022年夏インターン生

なぜGENを選びましたか?

春学期が終わり、大学で学んだ建築学がどのくらい役立つのか、社会に活かせるのかが分からず不安でした。外国について興味がありましたが、大学では学ぶ機会が少なかったんです。自分が学んでいる建築と切っても切れない関係にある環境や木材について、あまり知識が無いため、専門家の方や大学の教授から学ぶ機会を得られるGENを選びました。


活動内容は?

コロナ渦であり、直接事務所に来ての活動はできませんでした。HPの作成、週1,2回のオンラインミーティング、Summer SDGs Festival for Youth2022参加に向けて、PRのための各種SNS紹介カードの作成や切り絵を使用したグッズの作成、カードゲームの提案をしました。


最も力を入れた活動は?

作成したHPに載せるためのGENのメンバーへのインタビューです。HP作成は自分1人でできますが、インタビューは協力してくださる方がいて、途中で題から話が逸れた時に備えて話す内容を準備しました。インタビューは丁寧に行い、失礼の無いように気を付けました。より良いものにするために、レコーディングしたインタビューを何度も見返し、要素をどのように活かすかを考えました。

⇩阿部さんが作成したHPはこちら⇩

HP作成時に気を付けたことは?

伝えたい重要な部分を見やすくすることを心がけました。1番重要なことは間違った情報を載せないことです。インタビュー内容に齟齬が無いように、本人に確認したうえで情報を掲載するように気を付けました。

印象に残っていることは?

最終報告会で、事務所の方々やインタビューを受けてくださった方が私の活動に対して褒めてくださったんです。夏休みの2か月間のインターン活動だったので、寂しさも感じつつ、褒めてくださったことで達成感を感じるとともに自信にも繋がりました。

環境問題に対する考えに変化はあった?

環境問題に関していうと、CO²や森林伐採が問題になっているということは知っていて、その中でどのように木を育てるか、木材を活用するかに対する知識が格段に増えたと思っています。有名な建築家で、私の中では木材を上手く利用しているなと思っていた人でも、視点を変えると必ずしもそうでなかったことに気が付きました。また、生態系の話をパソコンで確認できるシステムを作られた方がいて、そのデータの見方を教わったり、環境問題を変えていくためには具体的にどうしていくべきなのか、今の私の力で何ができるのか、考え方が徐々に変化しました。

自分自身はどう成長できた?

建築学部で学んだことがどのくらい活かせるのかを知りたくて参加しましたが、大学で学んだことよりも、自分が知りたいという意欲や何かをつくるときに1つ1つの作業に対して丁寧に取り組むという誠実さを教わりました。また、インタビューの中でもデータの取り扱い方やインターネットの情報を鵜呑みにしないことを教えていただきました。中国大同へ行き緑化活動をされた方の話のなかで、実際に行ってみないと分からない具体的な体験談からさまざまなことを教えてくださったので、座学だけで学べることは限られているということも1つの学びです。

インターンの経験をきっかけに新しく挑戦したことは?

1回生秋学期は課題に追われていたので、あまり何もできていないですが、具体的に何をしなければならないというよりも、自分の興味の方向がGENの活動を通して定まってきました。GENで得た知識を材料に、大学院の研究室で何を学ぶか考えたいと思っています。仕事や勉強を1つ1つ丁寧にやることが重要だと教わったので、目標を立て、それに伴うメリット、デメリットを考えて行動することが日常においても必要だと感じています。


学生なら気になる就職活動に向けて

HPという形で自分のインターン活動を残すことができたのは、すごく嬉しく有難く感じています。また、GENの活動で木材に関して大学教授との交流もあり、実際に研究をされている方の話を聞くことができ、大学院で学びたい興味の方向を定めるきっかけにもなりました。


インターンに興味がある方へのメッセージ

他のインターン経験はありませんが、GENはスタッフの方々の手厚いサポートがあり、アイデアを提案すると受け入れてくれフォローもしてくださって自分のやりたいことに挑戦できます。上手くいってもいかなくても自分の経験や学びになります。実現のためサポートしてくださるので、その分期待に応えたいという気持ちやりがいも感じていました。活動において事前準備や復習がすごく必要で重要でした。これを繰り返していくことでGENへの理解が深まったり、自分にできることは何なのか考えつきました。