一人劇と朗読

百鬼ゆめひな×野口千英子六花Rocka−』
原作/岡部えつ(怪談「雪女」より)
構成・美術・出演/百鬼ゆめひな
朗読/野口千英子
音楽・演奏/木村俊介 稲葉美和

六花(ろっか)とは、雪の結晶が六つの花びらに見えることから雪を表す言葉です。

この演目の原作は、映画『嘘を愛する女』の小説版などで知られる作家・岡部えつによる書き下ろし。日本の民話《雪女》を題材にした怪談で、真っ白な身体を燃やすようにして舞う人間の男に恋をした、悲しい雪女の物語です。

今回の上演では、飯島町を拠点に演劇活動を展開する野口千英子(南信州アートラボ主宰)が朗読で参加。語りと舞が響き合い、雪女の恋と哀しみが鮮やかに立ち上がります。