以下の講座は既に終了しています。ご参加有難うございました。
開催日令和7年4月27日(日)
「生命倫理について学ぶ~三大宗教の教え~」
開催趣旨
科学・医学の目覚ましい発展により、私たちの社会は多大な恩恵を享受し、いよいよ人生百年時代を迎えようとしています。 しかし同時に、一人一人がどのように終末期を迎えるのか、「命の選択」という新たな課題も浮上しています。
私たち鍼灸マッサージ師は、東洋医学(自然治癒力を高め、不調や病気を改善すること)を実践する立場から、科学・医学の進歩を単純に「良いこと」として無条件に受け入れるべきなのか、という疑問を抱いています。「医は仁術」という古くからの言葉がある一方で、近年では「医療はビジネス」という表現を耳にすることも増え、医療に対する考え方が多様化しています。 現代社会において、私たちはどのように命と向き合うべきか。その問いはますます深まっています。
そのような背景から、私たちは2000年以上にわたり人間について教え、導いてきた宗教が、医療の進歩に伴う「生と死」について、どのような指針を示しているのかを知りたいと考えました。とりわけ、現代社会が生み出す生命倫理の課題の中から「臓器移植」をテーマに、新たな死の定義である「脳死」について、代表的な三大宗教の指導者の方々からご意見を伺うため、本セミナーを企画いたしました。
お願い
私たちは特定の宗教や信仰を紹介または斡旋することを目的としておりません。本セミナーは、現代科学や医学に対する宗教の考え方を知ることを目的とし、代表的な三大宗教の教えを学ぶ場として企画されたものです。 医療サービスを提供する側の視点に留まらず、それを享受する側の立場からも現代医療について考えるきっかけとすることを目指しています。
令和6年11月24日(日)
府民公開講座
主催:公社大阪府鍼灸マッサージ師会