アイドレス最大の難関、対数計算のやり方を徹底解説します!
★目次
・対数って何? ・対数の利点 ・対数を使った掛け算 ・対数を使った割り算 ・対数表にない対数の実数を知りたい場合 ・対数表にない対数を実数から知りたい場合
白雲国の対数計算教室へようこそ。
ここではアイドレスでの活躍における最大の難関、対数計算について解説するページです。
複雑な計算式は出てきません。四則計算(+ー×÷)ぐらいしか使いませんから、ご安心ください。
しかも! (計算があらかじめ済んでいるから)面倒な計算を、表を参照するだけの作業にしてくれる、
便利な「対数表」をご紹介します。以下に貼っつけましたので、これを見ながら読んで下さいね。
対数表(1.5を底とした対数表)
●対数って何? 〜とても簡単な対数とは何かの説明〜
突然ですが、数字パズル問題です。
0+1=2
1+2=3
2+3=4
3+4=5
このとき、
142+143=いくつ?
答えは144。ですよね。
(今、あなたは十抒(じょ。億の次の兆、その次の、京(けい)、垓(がい)の次です)の数同士の足し算に成功しました)
じゃあ次。
1(0)+1.5(1)=2.5(2)
1.5(1)+2.5(2)=4(3)
2.5(2)+4(3)=???(?)
答えは?
かっこの中が4なのはいいよね。
では、表をみてみよう。
表の左側が4の枠を見ると、右側は5.06とある。
これは、少なくとも5.06以上であることを意味しています。
次の値、5の枠を見ると、右側は7.59とある。
まあ、ようするに、だいたい5.06から7.59の間というのがわかります。
実際はどうかな。2.5+4は、6.5。
ざっくり5.06から7.59の間でした。あってたね!
これが「大体あってる数を出す」、対数(たいすう)の仕組みです。
●対数表を使う計算の利点と欠点
①利点:大きな数の計算があっという間、瞬時レベルで解ける。
②欠点:正確でない。誤差が10%ぐらいある。
●対数表を使った掛け算の場合
①掛ける数の対数(表の左側)をそれぞれ参照する。
②対数同士を足す。
③足した結果の対数から、実数(表の右側)を参照する。少なくともその数より多い数だ。
④だいたいあってるので細部は気にしない。
●対数表を使った割り算の場合
①割られる数、割る数の対数(表の左側)をそれぞれ参照する。
②割られる数の対数から割る数の対数を引く。
③引いた結果の対数から、実数(表の右側)を参照する。少なくともその数より多い数だ。
④だいたいあってるので細部は気にしない。
●表にない実数を出す場合(対数(表の左側)がわかっている場合)
①出したい対数を、対数表に乗っている対数の値で引き続けて、対数表にのっている対数の羅列にする。
例: 対数20は10が2つだから、対数20=対数10+対数10。
②対数表にのってる対数を実数(表の右側)に直して、全部掛け算する。
例: 対数10の実数は57.67だから、
対数20の実数=57.67×57.67
答えは3325.83。
③②で出た答えが、対数表にのってない対数に相当する、だいたいの実数。
●表にない対数を出す場合(実数(表の右側)がわかっている場合)
とても面倒な計算をする必要があるので、以下で簡易的に処理してください。
①以下の式(おまじない)をgoogle検索し、端数を切り捨てる。
log(実数)/log(1.5)
例: 実数3500の対数は、log(3500)/log(1.5)=20.12……なので、
端数を切り捨てて、実数3500の対数はだいたい20。