勉強会@Umiのいえ
Zoom勉強会「国際出産イニシアティブ(ICI)を知ろう」
2021年5月~2022年5月毎月開催
ファシリテーター:齋藤麻紀子(Umiのいえ) 解説:福澤利江子
翻訳・開催協力:伊東清恵、飯村ブレット、薬師寺麻利子
開催の記録
第11回:2021年4月2日(土)21:00-22:30
参加人数:5名程度
メモ:
Umiのいえが国内のICI認定窓口として始動予定。
ICIの12ステップを満たすケアをおこなっている助産院は多いかもしれないが、医療機関との連携が鍵。
行政と病院の連携にもっと助産師が活用されるとよい。
モンゴルがICI認定を受けたプロセスについてもっと知りたい。
産科的暴力の勉強会、出産体験アンケートの案内。
特別イベント:2021年3月8日(火)20:00-21:30
妊産婦と赤ちゃんの人権の尊重 ~ホワイトリボン憲章について知ろう~
参加人数:55名程度
メモ:
ホワイトリボン憲章の意義、位置づけ
人権とは何か
谷口さんの出産体験
などなど・・・軽快な語り口&学びの多い内容で、大成功でした
ロリーサ・ワイジンガー氏追悼映画イベント
2021年2月10日(木)21:00-22:30,2021年3月26日(土)21:00-22:30
「A Doula Story」 (ドゥーラ物語:若年妊娠への支援,ダニエル・アルパート監督)オンライン上映会&シェア会
URL:http://ptix.at/MNrb0R http://ptix.at/hbdewu
参加人数:70名程度(2/10)、55名程度(3/26)
3/26は国際ドゥーラ週間に合わせてドゥーラシップ・ジャパンとの共催
この映画はこちらのサイトからレンタル・購入ができます
https://vimeo.com/ondemand/378579
・レンタル(3日間):460円
・購入:1727円
第10回:2021年2月1日(火)21:00-22:30
参加人数:10名程度
メモ:
オランダに住む日本人助産師から見た日本の助産ケアの良さ。
産む側にとって、医療スタッフの事情(忙しい、チームワークが良くないなど)なんて一切関係ない。
第9回:2021年1月8日(土)21:00-22:30+映画上映1時間
参加人数:15名程度
メモ:
ICIのステップはどれもこれも当たり前のことばかり。でもそれを言葉にまとめてあることに意義がある。
国際的な視点だと感じた。
「A Doula Story」の追悼上映会
第7回:2021年11月1日(月)13:00-14:30
参加人数:6名程度
メモ:
ICIの12ステップを確認しながら自分の出産のときに受けたケアについて振り返ることができる。
第6回:2021年10月1日(金)13:00-14:30
参加人数:4名程度
メモ:
ジェネレーションギャップ、出産経験がその後の人生にどう影響を与えるかについて考えさせられた。
出産中の付き添いの意義。
第5回:2021年9月1日(水)13:00-14:30
参加人数:15名程度
メモ:
この12ステップは必要な側面を網羅しているので、この12ステップに照らし合わせて普段のケア実践を振り返るきっかけになったり、こんな助産院をつくりたいという指針になる。
日本の女性はどうしたいのかと聞かれることに慣れていないかもしれない。
施設単位でできることはあるはず。同時に施設単位ではできず社会全体で取り組むべきこともあると思う。
CIMSによる初版10か条(①http://www.web-reborn.com/humanbirthpark/recommendations/motherfriendlyhp.htm#cims10steps)について来日中のロビー・デイビスフロイド氏に取材し、翻訳してREBORNのウェブサイトに掲載してくださった河合蘭氏が参加し、当時のことを教えていただけた。
第4回:2021年8月1日(日)13:30-15:00
参加人数:15名程度
メモ:
Q:この認定制度に更新制度はあるのか(更新料や年会費などは発生するのか)➡A:未定だが認定の費用が負担にならないようにしたいと考えている。
ドイツではお母さんたちの団体(Motherfood)が出産ケアの国のガイドライン作成や政策や助産カリキュラムづくりに参加している。
ICIの賛同組織に、Umiのいえも入ります。
第3回:2021年7月1日(木)13:30-15:00
参加人数:10名程度
メモ:
Q: ICIは経膣分娩の産婦さんのみを対象にしているように見える。予定帝王切開の場合や、経膣分娩を試みていたけれど緊急帝王切開が決まった後には、どのようにrespectful maternity careを保証するのか。➡ A: 帝王切開を受ける女性を除外する意図はない。不要な帝王切開を予防する意図もある。今後の課題。
プレコンセプションケア(妊娠する前の若い人々)にもICIの12ステップの情報を知らせたい。
斎藤さんの娘さんのバースストーリーを聴けました。出産体験が女性の人生や家族に与える影響の大きさを再確認。
第2回:2021年6月1日(土)13:30-15:00
参加人数:15名程度
メモ:
COVID-19流行のため昨年4月にラロンデ先生が来日キャンセルになったのは残念だった。日本の産婦人科医にICIの12ステップについて普及してほしい。➡A: 近い将来に是非来日したい。ICIのオンラインセミナーの録画URLを共有。希望があれば日本向けにオンラインセミナーなど行ってくださる。デボラ氏は2022年に来日予定。
各ステップで、産んだ女性のアンケート・インタビュー回答を判断の基準にしているところが良い。
第1回:2021年5月1日(土)10:00-11:30
参加人数:15名程度
メモ:
Q: CIMS(1996年)版の10か条の「産院情報の開示」がその後のIMBCOによる10か条、ICIの12ステップの中では削除されてしまったことが残念。➡A: 確かに重要な項目だったと思うので、今後12ステップを更新していく中で復活させたい。
Q: ステップ7の"Benchmarking with other services is available"という部分がよくわからない ➡ A: 他施設や地域とのデータ比較が可能であることというニュアンス。
ホワイトリボンアライアンスの憲章(http://www.whiteribbonalliance.org/rmcresources/)は日本語訳がまだないので作る必要がある。
出産体位のポスターも日本語版を作成する必要がある。ICIオリジナルの無料ポスターが作成されれば普及が進むだろう。(ポスターのイメージ:http://www.childbirthgraphics.com/52725-Penny-Simkins-Road-Map-of-Labor-Tear-Pad?quantity=1&custcol_item_source=www.childbirthgraphics.com )